どのように見えているのか
エレベーターの中で自撮り・・ではありません。笑
このブログの記事のイメージの写真を撮ったものです。
鏡に映った自分の姿をカメラで撮ったところです。
ウチの施設は基本職員はエレベーターをあまり使わないようにしています。
でも自分は時々使います。
理由は、「見られ方」を意識したいと思っているからです。
髪型、服装もそうですが、「表情」も私達介護職の大切な武器というか材料ですよね。
自分は他者からどんなふうに見えているのか。
どんなふうにみられているのか。
その時の姿や表情はどうなのか。
仕事モードになっているのか。
いろいろなものを鏡に映った姿を確認することで、
仕事場に入るようにしています。
ホテルなんかだと、バックヤードから廊下・フロアに出る通用口に、
自分確認用の鏡があるという話を聞いたことがあります。
人と人との間で仕事をする以上、
相手にとって自分がどんな環境になるのか、どう見えているのか。
これは人間関係や仕事を進めるうえで大切要素を持っていると思います。
それを自分自身で時々確認するために、EV内の鏡を活用していますが、
きっと施設職員の中には、「楽をして・・」と思っている人もいるかと思い、
今回記事にしました。笑
自分達がみていく仕事でもありますが、
見られているという事を念頭において、意識して仕事をする。
表情を作る。
スイッチを入れる。
役者になる切り替えをする。
そのために鏡を活用するのも一つの方法だと思っています~
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
ぴりっとほんわか。
ここ1週間以内の写真ですが・・
運営推進会議
小規模多機能会議
現場でのアセスメント
忙しい中を、名古屋に戻っている短期間にいろいろな場面で、
絡んで頂けました。
ご存じ”和田行男”です。
こうやって時々、現場に絡んでもらえるのが、所属法人の特権です☆
存在感があるといいますか、頼りになるといいますか、
ぴりっとしたり、へぇ~となったり、
とてもいい緊張感と、安心感のある有意義な時間空間となります。
時々、大ボスも現場に絡んで頂けるとありがたいなぁ~と感じた最近でした♪
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
その和田行男が、第5回オレンジカフェジェネの中で、
認知症のミニ講演を行います。
7月8日(日)15時~
詳しくはチラシをご覧ください。
反省反省
月曜日朝の大阪北部地震からまだ4日
規模の割の、死者が少ない地震だったせいか、
あっという間にメディアで取り上げられる時間が減っていますよね。
でも、一人でも何千人でも、そこに犠牲者がいる限り忘れちゃいけないことですし、
その経験を活かさなきゃと思います。
名古屋だって今日大震災きてもおかしくないですしね。
緊張感を持ち、起こった時を想定しての備蓄や訓練、
シュミレーションを怠ってはいけない・・
と思いつつも、現場で徹底できていないことも多くあるので、
こういう機会をしっかり活かさなきゃですね。
というタイミングで夜中に非常ベルが鳴り響き、
対応が遅れた(確認、ベルの復旧等)という事が2日前にありました。汗
ちゃんと備え、訓練、伝達しないとね。
滝子通一丁目福祉施設施設 施設長 井 真治
との情報がでていました。
当事者にとっては、まだまだ現在進行形という事をわすれてはいけないですよね。
深~い話
暑かったり、涼しかったり、体調管理がなかなか難しい季節です。
ご利用者様もですが、職員も水分補給を忘れずに頑張っています。
「あんた、誰の彼女なの~(笑)。」
とご利用者さんから言われました。
彼女???と?が一杯浮かぶ私の顔を見て、
「ほらほら、服に書いてあるでしょう。」
と波の女マークを指さされました。
その日は、半袖を着てきたものの、少し寒く、波の女ジャージを借りていました。
それがこれです。
「この「の」の字を取ると。」
と、このマークの意味を皆さんに説明させて頂きましたが、
「婆なんておかしいよ。彼女の方がいい。」
と皆さんの意見がまとまりました。
本当は婆かもしれないけど、彼女と読ませるあたり、
長い人生を歩んできたがおっしゃると
読みかただけではなく、
「細かい事にはとらわれず、好きなように生きようよ。」
と言われているような気がしました。
もう一つ。
先生をして見えた方が、、
「先生ってね、先に生まれると書いて先生。
だからね、誰もが先生なんだよ。明日生まれてくる人のね。」
とっても深~いお話しを2つ聞かせて頂いた1日でした。
今日のランチ。
ではなく、クラブ雁道 調理風景。
ごぼうのささがきです。
写真で、あまり上手くお伝えできないのが残念ですが、
一つ一つ見ると、向こうが透けて見えます。
まさに職人わざです。
デイのご利用者さんに、ごぼうは人気がある食材なのですが、「硬い」。
そこに登場、この薄いささがきです。
お気づきとは思いますが、職員ではできません。ありがたいです。
クラブ 雁道、いつも日常生活動作だけではないですよ。と言う事で。
元気に体操。
時には一局。
工作も集中されています。
時には、託児所?看護師さんのお子さんを見て頂いていたり。
色々な事が行われています。
ぜひぜひ、お近くに来た時はお立ち寄りください。
全員で、外食、お散歩に出掛けていたらごめんなさい。
クラブ雁道 デイサービス
日置 紀子
日々の大切さ
久しぶりのグループホーム2階の夜勤です☆
ただ今20時ちょっと前。
1階のグループホームの方や、小規模多機能の宿泊者のフロアは、
要介護の重たい方の割合が2階より多いので、この時間は
横になられている方が多いのですが、この階はみなさんまだまだ元気♪
夕食後の風呂あがりの方や、これからビールを飲まれる方もみえます。
1年前、2年前と比べても、そんなに変わりない暮らしぶりです。
体力や病気、認知症の状態は時間とともに悪くなっていくのは避けられませんが、
毎日毎日の活動や交流の延長線が、本日の夜の様子に繋がっているのだと思うと、
普段から、入居者さん、スタッフさん、頑張っているんだなぁと実感します。
今後も、認知症うようになっても、ふつうに近い暮らし、ふつうの暮らしができるよう、
皆で応援していきたいですね☆
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
「納得」を大切に
「全部食べれないから、もって帰るわ」と利用者のKさん。
「じゃあこれに入れて持って帰ってください」とトレイを渡しました。
そして昼食の寿司をつめてみえる場面です。
ご存じだと思いますが、昼食の残りを持って帰ってもらう事はできません。
ただこの方の場合、持って帰れないのがとても心苦しい利用者なので、
このような対応をしていたりします。
その場の状況や気持ちの動きとしては、なんらふつうの方です。
「記憶」に関しては短期記憶障害がけっこうおありで、1分後には
忘れてしまっていることも結構あります。
ですので、その特性を活用させていただき、上記の対応をさせて頂いています。
ありがたい?ことに頻回にトイレに行かれたりもします。
つまり、その場の気持ちを大切にくみ取りながら、
「忘れてしまう」力を活用させて頂き、トイレに行かれている間に
保存している昼食の取り置き分を回収させて頂いています。
記憶の力が保持できていれば「なくなった」となりますが、
「なくなった」こと自体を「覚えていない」「忘れる」という状態にありますので、
このような対応をしています。
その対応がいいという訳ではありませんが、
ご本人を「騙す」つもりではなく、
その場その時の気持ちを汲み取った対応を心掛けています。
ぼくらがしていることは、見た目には「騙す」も「汲み取る」も
変わらないのかもしれませんが、
中心に考えているのは、ご本人にとってなるべく不利益にならないこと、
あくまでも「ご本人のために」という事が軸にあります。
忘れる力の活用
現場ではいろいろな、疑・だましがあったりします~
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
人はつながる
飲食中の方は後で見て下さいね。笑
写真の中の赤枠は日報の一部ですが、その日排便あった方に丸印がついています。
宿泊者8名のうち、6名が排便ありました。
(ほとんどの方が介助必要です)
人って、時々波長が合う事ありますよね。
見えない何かでつながるというか。。
伝染するというか、つられるというか。。。
共に暮らすとは、そういう要素もでてくるのではないかと思ったりする瞬間ですね。
コンビニやスーパーのレジも、すいていると思ってひとまわりして向かうと・・
列ができている。。とか。
何がどうというわけではありませんが、
波長が合う場面に立ち会うと、おもしろいなぁと思ったりします。。
下の写真は、終わった洗濯の中から紙おむつがでてきた時の残骸です。
こんなことは自分に(自分のすることに)合わせてもらわなくてもいいのですが。。汗
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
住み慣れた街で
夕方の訪問(食事準備と排泄介助)にKさんのお宅へ訪れると、外に立っていましえはた。
聞くと、「ごはん食べに行く!」との事。
歩行ができない訳ではないですが、不安定な方です。
「明日、通い利用の日ですし、今日の夜は弁当でも買ってきましょうか?」
在宅を促してみるも、
「いや。○○へ行く」
目的は決まっているようです。
決意?も。
で、道路でタクシーを待っているのです。
結局、目的地の食事処にお連れしました。
刺身定食を注文。
タクシーではないんですけど・・・
と思いながらも、タクシーで行くのについていくのもなんですし。
まぁ今のところ、有する能力にお応じ、こんな支援もありかと思っています。
住み慣れた街で、自分らしく生きるを応援するのはなかなか難しさと面白さがありますよね☆
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治