職場環境②

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前々回の記事で、コミュニケーション環境を整えることがいう大切ですよね。

という内容でしたが、

コミュニケーションというのは、具体的に技術として、

意識・実行できるとより質があがることが期待できるので、

「こんなことを意識してみましょう」という項目をいくつか

会議で確認しました。

 

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この

・うなずく

・繰り返す

・その土台の感情として「共感性」をもちながら

ほかにもたくさんのコミュニケーション技術がありますが、

この3つをおさえておくだけで、結構いいコミュニケーションになると思います。

 

これは職員関係だけでなく、すべての人間関係において

土台になるテクニックですので、皆で実践していきましょう!

と確認し合いました。

 

滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治

 

 

 

 

2018年07月30日 Category:スタッフ日誌

やった♪

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「今日、午後に喫茶店にいきますね」

 

グループホームでペアになったスタッフの古賀君から話がありました。

「誰が行きますか?」

と聞くときに、なんやらそわそわしている

「Mさんもどう?」と聞いてみました。

 

「ちょっと自信ないんですけど・・」

 

いつも窓枠やベランダや、ありとあらゆる所から外に出られて

なかなかホームに戻りにくい方です。

 

現在この方の外出支援や、開錠対応をチームで進めている最中ですが

フライングでふってみました。笑

まぁ、経験値もないし、ごもっともな返答ではありましたが、

少ししてこう言ってきました。

 

「Mさんと喫茶店行ってみます!」

 

挑みですね♪

素晴らしい☆

 

「あとは、何かあったらしっかりバックアップするから、

恐れることなく、行っておいで」と送り出しました。

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結果、1時間ほどで何事もなく戻ってきました。

 

帰ってきた時のMさんの満面の笑みといったら。

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豊かな時間、機会だったんでしょうね☆

 

それにもまして、外出支援をやりきった古賀君の笑みと、

「大丈夫でした!」

の成功体験のうれしさを表す表情も素敵でした☆

 

ぼくらにできることは、

「何があっても、しっかりバックアップするよ」

という土台を用意することと、

その先に、職員が成功体験を重ね、自信をつけることを

応援し続ける姿勢、風土作りが大切だと思います☆

 

このフロアは兼ねてから、この土台作りを進めていたから

成功したのでしょうね。

 

入居者さんよりも、嬉しそうな古賀君の姿が印象的でした☆

 

 

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食後の歯磨きの場面。

兄弟ではありませんよ。

 

滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治

 

 

28日から29日にかけ、台風が来ますね。

厳重警戒でのりきりましょう。

 

 

 

外出(喫茶店

 

2018年07月27日 Category:スタッフ日誌

職場環境 ①

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人と人が繋がり、協力し合う私たちの職場

いい仕事を・・と思うと、

人と人との間にあるものを整えないと、

ということで、皆でちょっと確認しました。

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異なる価値観を持っているぼくらは、

仕事の方向性を簡単には共有しにくいものです。

 

ですので、職員間、利用者との間のコミュニケーション環境を

整え続けることが大切だと思うのです。

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コミュニケーションの質が良いと、人間関係は良くなる

コミュニケーションの質が悪いと、人間関係は・・

 

コミュニケーションとは「共有」すること

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「共有」するために大切になる土台それは・・

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「熱意」

 

これこそ職員間や、利用者との関係を作る土台に

なるのではないでしょうか。

 

そんな確認、助言を行った後、

出勤時や仕事はじめ、退勤時などに、

利用者さんと向かい合った

「あいさつ」

の対応力といいますか、向かい合ったときの

姿勢、時間が少しUPしたなぁと感じています。

 

今後もしっかり土台を整えていきたいと思います~ ☆

 

滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治

 

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朝から暑いですね~

よく食べ、よく飲み、よく休み、よく遊び

体調気をつけていきましょう~☆

 

 

 

 

 

2018年07月24日 Category:スタッフ日誌

「響き合い」

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毎日暑い日が続いています。

 

デイサービスのご利用者さんは、必然的にデイよりもご自宅で過ごす時間が長くなります。

ご自宅での環境は色々です。

お1人でお過ごしの方、エアコン、扇風機などで温度調節が出来ている方、

閉めきったままの方、水分不足の方、暑さの為、食事の量が減っている方、全く食べれない方。

 

この季節、到着時の皆さんのご様子はいつもより、変化があります。

いつもと違うかお顔の表情、歩く様子、声、車の乗り降りなどから読み取ります。

 

クラブ雁道では、日常生活動作を通して「自分のことが自分でできるように」と

職員向かっていますが、皆さんの体調を見て、その日の活動を変更する事もあります。

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この日、到着から、「家に帰りたい。」と中に入られないAさんがみえました。

職員、声を掛けながら見守りはしていましたが、Bさんが声を掛けてくれました。

「どうしたの?大丈夫。」と。

Aさん「足が痛くて。家に帰りたいの。」と言われました。

今まで、玄関から外を見て、職員が話かけても目も合わされることがなかったのですが、

Bさんが話しかけると、顔をあげ、目を合わせてお話しされています。

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Bさん「そっか、痛いのね。ちょっとここに座ってみせて。」と椅子へ誘ってくれました。

座って頂くと「痛かったのね。」と肩をもんでくれました。

 

この直後、今日の様子を聞いたAさんのケアマネさんが様子を見に来て下さり(いつもありがとうございます)

「あら、Aさん、どうされたの?」と玄関で声を掛けてくれました。

Aさんが答える前にBさんが「肩が痛いんだって。」と答えてくれます。

するとAさん「そうそう。」

 

職員がどんなに頑張っても、「響き合い」が職員ではない瞬間があり、

そんな時あえて少し距離を置いたり、むやみに声を掛けなかったりします。

色々考えながら声を掛けるのですが、それが、上手くいく時もあれば、失敗する事も。

この日は「響き合い」の相手が職員ではなく、利用者さんでした。

3

 

この後お二人そろってリビングの椅子へ。

お茶を飲み、昼食のメニューを決めたりして過ごされました。

 

その1時間後、突然立ち上がり「じゃあ、私、タクシー呼んで帰りますね。」と

靴を履きバックを抱え今度はBさんが外へ。

Aさんすかさず、「ずるいよ~。私が先にかえりたかったのに~。」と大爆笑でしたが

帰ることはなく。

 

Bさんはそのまま、「雁道デイ タクシー」でドライブへ。

 

4

暑いのはツライですが、デイの庭の木に蝉があそびに来てくれました。

4匹。見つかりましたか?

 

 

                       クラブ雁道 デイサービス

                              日置 紀子

2018年07月21日 Category:スタッフ日誌

異常気象

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全国の皆様、大丈夫でしょうか?

豪雨による災害

そして猛暑

 

被害にあわれた方々

この熱波の影響を受けている方々に

心より御見舞い申し上げます。

 

 

さて、名古屋のほどよく近くで

昨日は38.8度

本日は39.3度

本当に危険です。

 

何が危険、だれが危険って・・

私たちの仕事にあてはめると、

認知症という状態や介護状態にある方の独居ですかね。

熱中症になってしまうかもしれないという事です。

 

小規模多機能は、自宅暮らしを支える事業所でありますので、

こんな環境ですと、予定を急きょ変更することが多くなります。

 

自宅のエアコンのセッティングを行う

エアコン不調の場合、購入手続きを代行する

自宅で過ごすのが危険と判断すれば通いサービスの追加

体調や脱水のチェック

等々の仕事を追加していきます。

 

ここ最近では、週2回通いの方や、

夕方から利用の方を・・・

毎日日中利用へ変更~☆

ついでに、夕食も食べて頂き、

日が落ちる頃自宅に送らせて頂くようにしています。

 

予報からすると、まだ1週間くらいは、

こんな臨時対応をせねばならないようです。

 

必要に応じて、使えるサービスの内容

応援の仕方を臨機応変に変化させることができるのが、

小規模多機能の醍醐味ですね☆

 

でも、早く落ちついてほしいですね。

 

 

滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治

 

夜勤中、どこからか、「ドンドン」音がしました。

誰か部屋の中で壁をたたくか、何かしてるのだと思いましたが・・

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花火が港の方であがっていました。

そんな時期がはじまりましたね☆

 

 

 

 

 

 

2018年07月18日 Category:スタッフ日誌

繋がる

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ごはんをよそう方

皿を受け取りまわす方

そこにカレーをかける方

 

個別にはそれぞれ、

「お力をお貸しください」

「よかったらどうですか」

等々で、やれることをやって頂くのですが、

 

環境や場所のセッティングを整えたり、工夫すると、

1つの工程が「流れ作業で完成」となることがあります。

この場合、工夫というより、間に入る方の

気づき、調整力が発揮されたのだと思いますが。

 

他にも、

皿を拭く役割

拭いた皿を棚にしまう役割

が連動することもありますし、

 

歩けなくたって

一つのテーブルを、座っている4人で

分担して吹き上げる

とか。

 

人って、つながるというか、

連携するというか、

その場の状況に合わせて

互いの力を寄せ合えるって 素敵☆

 

そんなつなぎ役も私たちの仕事だったりします。

 

滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治

 

2018年07月15日 Category:スタッフ日誌

必要に応じて

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小規模多機能型居宅介護は、

ケアマネージャを事業所内に配置しているという事もありますが、

必要に応じて、いろいろな応援の仕方(通い、泊り、訪問)が臨機応変に

できる仕組みになっています。

 

といいましても、スタッフの配置や時間帯によっては難しいこともありますが。

先日も本日もそうですが、電話で

「買い物どうしたらいいか・・」

「猫の砂を買いにいきたいけどいけなくて・・」

等々の話になることがあります。

 

そんなときは、

「じゃあ一緒にいきましょう!」

ということで、もともと買い物予定の方と一緒だったり、

ご自宅へ訪問して買い物に出たりしています。

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本人さんが、「助けて」「力を貸して」「困ってるの」

そんなときは、「なんでもやります」ということではなく、

専門職として、本人にどのような応援が必要かを見極めて、

必要に応じて、必要なことを応援できるようにしていきたいと思います~☆

 

滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治

2018年07月12日 Category:スタッフ日誌

オレンジカフェ☆ジェネ

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昨日は、近所の喫茶店を臨時開店していただき、

オレンジカフェジェネを開催しました。

 

参加者が固定的になってきた感はありましたが、

参加されている方にとっては、有意義な時間・空間となったのではと思います。

 

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認知症という状態にある方々が、

有する能力を発揮し、

社会や他者とつながり、

その役割を果たすすがたはとてもとても素敵☆です。

 

そんな姿に勇気づけられたり、

楽しまさせていただきました。

 

さぁ 次回はどうしようかな~

誰かの、何かの力になれる場を目指して工夫していきたいと思います。

名古屋は「お得感」と「目新しさ」が必要か!?

 

今回のカフェで一番おもしろかったのは、

終わった後に、和幸行男が自分が登場しているNHKの番組

「認知症 楽ラク ワンポイント介護」をみて、

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「これなかなかいい番組やん」

「うまくできてるわ」

だって。笑

 

滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治

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2018年07月09日 Category:スタッフ日誌

わが身に起こっておること

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前回の記事で「どんどん梅雨明けしていきますね」

とコメントしたばかりですが、昨日も今日も明日も

雨マークの続く名古屋。

皆様いかがお過ごしでしょうか。

 

私は昨夜から本日昼にかけトイレが近く、回数が増えています。

出る量も多いようです。(ごはん時の方すみません)

食事や水分の摂取量はいつもと変わらない感じなのですが。

 

なぜだか考えてみると・・・

 

なぜでしょうか。笑

 

 まぁ、一つの原因として考えられるのは、気温でしょうか。

夏日から一転、気温は30度以下へ。

活動の程度にもよりますが、「汗」として体から出る量が減っているぶん、

尿の方へまわることはあるでしょうね。

 

朝礼の時にそんな話をしたら、GH責任者の岡田から、

「昨日休みでした?」と聞かれました。

 

ハイ。休みでした。

 

汗をそんなにかかない気温

休みで汗をかかなかった暮らし

夜はエアコンで汗のかかない睡眠

(仕事のある日は汗だくのこの頃です)

 

結果、昨日の夜から今日にかけ、

体の表面から排出される水分が少なくなった分、

膀胱にたまったのだと考えられます。

 

そんな自分の体験を、仕事につなげると、

普段より汗をかく量が少ない利用者さんの

排尿の量が増えるのではないかという事。

年中快適で空調をコントロールしている施設だと、

「外気温」の影響はあまりなさそうですが、

季節に合わせた環境設定をしている施設でしたり、

自宅から来られる方とかは、気温・湿度の変化の影響をうけ、

排尿の量、回数が増えると予測してみて、チェックを増やす等の

視点・対応を考えるのも専門職、生活支援職のスキルでしょうか。

 

尿意があまりなかったり、自分でお手洗いに行けない方は、

職員が考えて行動できればいいですね。

ちなみに尿意がある方の、昨夜から昼にかけてのチェック表をみると・・

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いつもより多い、排泄介助記録となっていました。

(もちろん汗以外の要素もあります)

 

自分の身におきていることから、

仕事へ転換してみるのはいかがでしょうか。

 

 

滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治

 

梅雨あけ宣言した地域は、

梅雨いり宣言をしましょうか。笑

皆様、おからだに気をつけて。

 

 

 

2018年07月05日 Category:スタッフ日誌

電話対応

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毎日、7時前から夜にかけ、電話を5本、10本とかけてこられる利用者さんがみえます。

独居でがんばっていらっしゃるのですが、不安が強く、

「今何時でしょう?」

「起きました」

「どうすればいいのでしょう?」

等々、日時の感覚、判断等がままならず、クラブ滝子へ電話をかけてこられます。

 

大半は、受容、共感と簡単な助言や、後で伺う旨をお伝えし、

1、2分のやりとりで終わります。

 

この利用者さん宅へは、毎朝、毎夕訪問をして、服薬支援や入浴環境のセッティングその他を行っています。

あと、予定的に週2回の通いサービス利用と、ご本人の気のむくまま、

不安の強い時には臨時通いサービス利用をされます。

 

できる限り自宅で・・

 

こんな本人の思い、家族の想いを応援するには、

24時間対応(夜間の訪問は緊急時でないとなかなかできませんが)の

小規模多機能の存在価値を発揮したいところですね☆

 

ちなみによく電話がかかってきますので、かかってきている電話番号で

○○さんだ!

とすぐわかるので、「お電話ありがとうございます・・」

と一般的な対応でなく、安心感やつながり感を伝えるべく、

「クラブ滝子です。こんにちは・・」

等々、相手の存在をちゃんとわかっていますよといった、

サインを出す対応がいいのではと思っています。

 

今後もいろいろ変化していくでしょうし、

その変化に対応していきたいと思います。

 

 

滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治

 

 

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どんどん梅雨明けしていきますね。

東海も「夏!!」って感じの日々です。

早すぎて、ココロの準備できてないんですけどー

利用者さんも、私達も元気に夏を過ごしていきたいですね☆

2018年07月02日 Category:スタッフ日誌