2015年 子育てながら仕事できる介護現場づくりへ
2015年01月01日更新
2015年を迎えました。
今年も当社ならびに滝子通一丁目福祉施設(グループホーム滝子通一丁目・小規模多機能・クラブ滝子)・職員一同、ご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。
今年四月をもって当事業所も四年目を迎えさせていただくことになります。
これもひとえに、関係者の皆様ならびに近隣住民の皆様の温かいご支援あってのことです。
その感謝の気持ちを忘れることなく、要介護状態になっても人が人として生きていけるように支援できる専門職集団を目指して尽力していく所存です。
今年は当社職員関係で5人の新たな命を授かる予定です。
超高齢社会の課題よりも少子化の方がより深刻な事態にあって
女性職員の比率が高い介護現場での「出産・子育て」は社会的テーマであり事業者としての挑戦課題でもあります。
介護職員が安心して子供を産み育てられる職場環境を整えなくてはなりませんが
それは事業者だけでできるものでも制度だけでできるものでもなく
国民全体が「子供は社会の宝」だと思えなければ「子育ては他人ごと」にしかならず
零細企業でしかも24時間型勤務体系が多く、人員配置基準が厳格で、しかも余剰人員を抱えられるほどの介護報酬体系になっていない介護現場で「出産・子育て」は夢のまた夢物語です。
当社は、出産・子育てしやすい職場環境を整えるために、関係各位と連携しながら制度を充実させるために行動することはもちろんのことですが、「子供は社会の宝」で合意し合った職員同士の「互助・協働」、利用者・入居者ご家族のご理解を以って、何とか働ける・働き続けられる介護現場づくりを目指して、今年も尽力していく所存です。
代表取締役 加藤千恵
専務取締役 和田行男