施設の特徴
認知症対応型共同生活介護 (通称 グループホーム)
自宅から移り住んで、ひとつのフロアー(共同生活住居)に9名が職員の支援を受けながら共同生活を営むもので、ここには2フロアーあります。
各フロアーに、ひとりひとりの住居として個室(約6畳)があり、トイレ、風呂、洗濯場、キッチン、リビングは共有となっています。
1日の生活は、入居される方々の状態にもよりますが、基本的には「できることは自分でできるように」「お互いが助け合っていけるように」「社会生活が送れるように」支援していきますので、家事もすれば買物にも出る、居酒屋で飲むこともあれば栄に出かけることもある、自分の住居でゆっくり過ごすこともあるなど、いわば「普通の暮らし」に近い暮らしぶりが送れるように応援します。
職員配置は、ひとつのフロアーに、日中の時間帯2人~3人、夜1人です。
主治医は入居される方が決め、週に1回当社と契約する訪問看護ステーションの看護師が入り、主治医と連携して疾病管理や健康チェックに当たります。
名古屋市にお住まいの方で、要介護認定「要介護1~5」の認定を受け認知症という状態にある方が入居できます。
小規模多機能型居宅介護(通称 小規模多機能)
自宅での生活を続けていけるように応援する仕組みです。
当事業所に登録していただいた利用者(その家族)同士が互いに助け合って、当事業所のサービス(3機能)を活用していく仕組みです。
小規模多機能は、当事業所に登録していただいた登録会員(定員24名)に対して、自宅から当事業所に通う機能(通いサービス:1日12名)、当事業所に泊まる機能(宿泊サービス:1日8名)、当事業所から職員が訪ねて行く機能(訪問サービス)の3機能を組み合わせて支援していくものです。
当社の進め方は、利用者(その家族)同士が関係をもてるように毎月相談し合いながらチームとして進めていきます。互いの事情を知り、互いのことを思いやり、互いに譲り合いながら3機能を活用し、より長く自宅での生活を送り続けることができるようにします。
また認知症の方は、早期に併設するグループホームに移り住み、専門職による24時間の支えで、認知症の進行や身体能力の低下防止に努め、自宅で小規模多機能を利用して支えることができる状態になったとき(例えば寝たきりの状態)は再び自宅に戻ることを利用当初から計画化して支えることも、ご家族等と協議したうえですすめていきます。
名古屋市にお住まいの方で、要介護認定「要介護1~5」と認定された方が利用できます。