宮松です

Published by sato

初めまして、今年の2月から3階小規模多機能・クラブ滝子に加えていただきました、施設“最年長”の宮松です。

職員ブログのデビューはまずはご挨拶(決意表明)から始めさせて頂きます。

 

還暦とは、暦は60年が1サイクルでその暦がひと回りして新たな暦が始まるから還暦というそうです。

私も還暦を迎え、新たな人生をどのように生きたらよいか考え、社会に貢献できる仕事が出来ればいいなと思っていました。

(実は大学卒業後、名古屋市消防局に4年弱勤めたことがあります)

ハローワークで4度目の職場を探しているとき、ヘルパー2級の講習を受けてみたらとアドバイスされました。

そして昨年の4月5日、まさに私の誕生日にその講習が始まりました。

個性豊かなクラスメイトと共に、大変有意義で楽しい3ヶ月の講習でした。

 

そして介護の勉強は、あらためて生きているということの意味を教えてくれました。

例え認知症になろうが障がいがでようが、その方々が生きてきた人生はすべて尊く価値のある人生でその人生を学びながら、最後の最後までサポートさせていただくことが我々介護に携わる職員の使命であり、誇りある仕事だと学びました。

 

しかし現場に入ってみると頭では分かっているつもりでも、自分の思うようにはならない現実があり、まごついたり苛立ってしまうことが多々あります。

 

でも考えてみれば、自分の思うようにしようとするから苛立ってしまうのであり、大事なのは私自身の思いではなく、利用者の方の思い(魂)であり、常に利用者の方に寄り添うことが出来れば良いのではと感じています。

 

そこが一番難しいところなのかもしれませんが・・・。

 

特に『波の女』は“してあげる介護”ではなく、その方の尊厳を尊重し、能力を最大限に引き出す支援を目指していますから、スタッフには高度な能力(応用力)が求められています。

 

どんな状況でも、的確な判断と最善の応用力を発揮できる“婆さんズ”のプロの支援者になれるよう学び続けたいと思います。

 

頑張りますのですべての皆様、よろしくお願いいたします。

Published by  宮松誠

 

 

2013年05月14日 Category:スタッフ日誌