可能性は無限
Published by i
昨日買い物に行って、施設に戻った時の事です。
3階の小規模に戻るためにエレベーターを使用しようとしたところ・・
施設内は、車椅子を使用したり、歩行介助にて移動しているMさん。
バランス、筋力、間接、意識的に一人で歩く事は難しい状態です。
エレベーターが点検中ということは・・
・その場か1階のグループホームで終わるまで待つ
・階段で2階まで上がり、休憩する
・階段を3階まで上がる
という選択肢があります。
Mさんの現状の歩行能力からすると、「階段を上がる」という選択肢は、最近イメージできていなかった自分に反省です。
必然的に「階段を上がる」という事にしました。
そして介助しながら階段を上がり始めました。
上がり始めは、足がひっかかりぎみだったのですが、途中から・・
少しは自分の力で上がる事もできていました。
能力の取り戻し・・というよりかは、能力を発揮する機会を、暮らしの中でもっと作っていかなくてはですね。
認知症という状態になろうが、要介護状態になろうが、可能性は無限大です。
まだまだここから。
生活支援を追求していきたいものです。
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
その日の夕方、Mさんのご家族からたまたまメールが来ました。
その中の一部に「まだ階段登れていますか?」との質問が。笑
ご家族と本人さんと僕等は、繋がっているのですよね。
2017年01月11日 Category:スタッフ日誌