使命
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年度末の締めくくりで、全職員研修を実施週間中です。
テーマは「虐待」
毎年振り返り、考える機会が必要なテーマですよね。
そんな中、日々虐待絡みのニュースを見かけるこの頃です。
昨日も、こんなニュースを発見。
前年度より増加。。。
まだまだ増えるのは間違いないと予想します。
報告に上がっているのは400件・・
そんなに少ない訳はないように思います。
報告に上がっているのは氷山の一角で、その10倍、いや、もっともっと起こっているかもしれませんよね。
こんな記事を書いている自分の施設でも、見えないところで虐待が起こっていたり、今後起こるかもしれません。
それぐらいの危機感をもって、そうならないように皆と取り組んでいきたいものです。
「虐待」は職員個人だけの問題ではありません。
1人で立ち向かうものでもありません。
事業所の風土、学ぶ機会、コミュニケーション環境、人間関係、課題解決の仕組み、リフレッシュの仕組み等々
様々な取組が個人のスキルアップと共に必要になると思うのです。
今回の報告を受けて、身体拘束、ストレスマネジメント等の強化を厚生労働省は掲げています。
私たち介護職員は、要介護、認知症の高齢者と比べ、圧倒的に力を持っています。
自分で自分が護れなくなり、コントロールもうまくいかない状況で困って見える方に、
その力をどう使うかを、常に意識していかなければなりませんよね。
それは「力」を持つものとしての定めであります。
力の使い方を間違えないようにしたいものですね。
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
2017年03月26日 Category:スタッフ日誌