相手の視点で(前)
私事ですが・・
最近知り合いより子猫を頂いたのですが、
10日の昼前に外へ出てしまい、行方不明になってしまいました。
ずっと外に興味を持っていた子なので、何の未練もなく?行ってしまいました。
それからというもの、空き時間を使って捜索し続けています。
11日の午前4時頃に一瞬姿を見る事ができたのですが、また見失ってしまいました。
それでも、半日以上たっても家の近所に留まっている事が分かり、希望の光が・・
できることをあれやこれやしながら、捜索を続けました。
こんな捕獲器もレンタルして、家の近所に設置したりしました。
こういった時には、介護職の能力発揮?です☆
子猫の視点をアセスメントし、行動を予測し、行方不明後の状況を加味しながら対策を講じます。
なんちゃって。。。
近所にいる可能性がある
雨続きで動きがあまりとれない
(水分摂取はできそうなので一安心)
腹がへっている
家に住んでいた体感や、匂いが残っているのは分かるハズ・・
夜間に行動
首輪の鈴の音で動けば分かる
人のスピードで捕まえる事は困難
そこから考え、次の手をうちました。
夜になったら
玄関の扉を少し開けたままにして
外から中へ続く撒き餌をセット
その先の部屋の中にごはんをたくさん置いておく
しばらく使っていた匂いの残っているカゴも設置
隣の部屋で「果報は寝て待て」とつぶやきながら待つ(笑)
短いなりにも、生きてきた「体感」「実感」を基にした、おびき寄せ作戦を開始です。
あのすばしっこさは、捕まえにくいですからね。汗
さて、どうなる事やら・・
次回の15日のブログに続きます~
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
「もともとノラの子だし、外に行きたがっていた子だし、外でのびのびやってるのかなぁ~」
大逆転の痴呆ケアのP242のこの言葉がよぎるんですよね↓↓
「囲われ、餌を与えられ、他の動物との接点もなく~
他の動物に襲われる事はなく、食うものに困る事もない快適な暮らしが保障されている。
しかし、そこには本来のゾウやライオンの姿はどこにもない~
生きるために闘う躍動的な姿はみられない。」
おっと”今回のケース”では危険な視点ですね。
うん・危険危険。
飼い猫を、ケニアの国立公園型で育てる事はできませんもんね。笑