「小規模多機能」の仕事
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昨夜21時過ぎ、家族から小規模多機能クラブ滝子に電話が入りました。
「父が外で倒れていたらしく、救急車で運ばれています」と。
毎日昼間利用の方ですので、その当日も朝迎え、
昼食をはさみ夕方送りをさせて頂いております。
いつものことですが、外で倒れたという事ではなく、
道路に座り込んだのを、通行人がみてびっくりしたのだと想像します。
病院付添は家族が対応して頂けるとの事。
僕等にできる事は何があるのでしょうか?
「もし、病院から自宅に戻すのが不安であれば、
クラブ滝子で臨時宿泊もできますよ」
その日のうちにできる事はそのくらいでしょうか。
結果、夜中0時40分に施設に到着され、臨時宿泊となりました。
こんなふうに24時間連絡体制や、現場対応できる臨機応変さが
小規模多機能の良さではありますが、
今回みたいに「起こったトラブルに対処」してるだけでは、
まだまだ仕事が足りないという事ではないかと反省反省。
たまたま休みだっただけで、対応した家族も平日だったら
大変だったことと想像できます。
こんなことが続けば、「自宅はもう無理」「施設に入れる」
となるのは当然の事です。
それは小規模多機能の目指す仕事ぶりとは反対の方向性。
「自宅から外へ出て迷子になる」
「警察や救急のお世話にある」
という生活の不具合さを取っ払う、先手のアプローチができてこその、
在宅生活の応援団といえるのではないでしょうか。
今後も皆.で小規模多機能の「仕事」ができるよう、
頑張っていきたいと思います。
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
すみません。UP仕方間違えていました。
今回は14日分の記事です。
次回は17日昼ごろUP予定です。
2018年10月14日 Category:スタッフ日誌