☆その後☆
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3月6日の記事で紹介させて頂いたKさん。
現在も毎日クラブ滝子に通って、昼夜食べて帰る日常です。
クラブでは食事作りを中心に活動的に動かれています。
認知症初期集中支援チームからの引継ぎケースなのですが、
担当の方から「その後どうですか?」の問いに対し、
上記のように最近の様子を伝えると、
「そんなにいい状態になってるんですか!?」
と少し驚きの様子。
ふふふ そこは小規模多機能型居宅介護の底力でしょう☆
なんちゃって。笑
視力の課題はまだ残っているも、体調もまあまあ。
もともとまかないの仕事をしていただけに、
昼食、夕食作りに関しては、他者からも一目置かれる
仕切り、実践者となるほどの活躍ぶり。
以前の記事であげた社会参加の機会・継続、
自宅内の環境整備など、自宅の方への
アプローチはまだまだこれからですが、
認知症による活動や関係性の不具合は、
通いサービス利用中にはあまり感じる事がありません。
本人さんの有する能力に応じ、
人的、物的環境を整え、能力発揮の機会
があると、輝きを取り戻す事ができるのだと思います。
認知症という状態になると、本人も家族も地域の方々も、
最初の頃は大混乱になる事がよくあります。
そんな時には、通いも訪問も泊りもまとめて、
必要な事・時に必要な支援応援をしやすい仕組みの
小規模多機能が、役にたちやすいのだと思います。
今後も必要としている方々のために、
必要とされる事業所であるようチームで
頑張っていきたいと思います☆
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
2019年03月22日 Category:スタッフ日誌