「素敵な笑顔」
グループホーム職員の古賀俊樹です。
季節はすっかり秋で朝晩は少しずつ肌寒さが残る気候になってきました。
入居者の皆様は、日々お力を発揮しながら暮らしてみえますが、
グループホーム入居のⅠ様から、午後のコーヒータイムのときに
「外でコーヒーでも飲みたいなぁ~」と話しがでました。
今年の春以降、コロナウイルスの関係で、
外での飲食を制限してきましたが、
コロナの状況、対応、留意点等わかってきている事が
増えましたので、状況、情報を把握したうえで、
外出や買い物等の社会参加・活動の取戻しを初めている
ところですので、近くの喫茶店にコをーヒーを
飲みに行くことにしました。
出発しようとする時。
Ⅿ様がリビングの方に来られ「何処に行くの?」と訪ねてきました。
本人様の世界感や思いがあり、
職員側のリードが難しい方ですが、
「Ⅿさん、今から近所の喫茶店に行くのですが一緒にどうですか?」
とお訪ねいたしました。
すると、しばらくして…
「私も行くわ~行きたい!」
と話され身支度をして出発する事ができました。
朝晩とは違い、昼間は過ごしやすい気候だったので、
道中は「今日は暖かくて気持ちがいいね~!」
等話をされていました。
喫茶店に到着しました。
外に出ると、皆様にこやかな表情をされています。
メニュー表を見ながら
「美味しそうだね~!」
と話されていました。
今回はコーヒーだけだったので、食事はなかったのですが、
ホットコーヒーが来ると、いつもホームで飲むコーヒーとは違い
皆様ゴクゴクと飲まれていました。
あまり長い時間滞在が出来ないのですが、
喫茶店で飲むコーヒーは香りも楽しむことが
出来たのではないのかなと思っています。
帰りに近所を少しお散歩してホームに戻りました。
ホームに戻られたⅠ様、Ⅿ様は、
「わざわざありがとう!」
と言って頂けました。
他の入居者様もホームで見る顔とは違い
素敵な笑顔を見せていました。
コロナの状況みながらですので、
積極的に行うことは厳しいとは思いますが、
可能な範囲で外出、社会参加の機会を行えたらと思っています。
これから、どんどん寒くなっていきますが、
体調には気を付けて皆様お過ごしくださいね☆
グループホーム職員 古賀 俊樹