街の中の協力者☆
Published by i
グループホームには、
ほぼ毎日、外出される方がみえるのですが、
涼しくなってからは、行動範囲が広がっています。
外出希望時は、散歩や買い物という目的にすり替えて、
なんとか対応しておりますが、
本人の思いとしては、「家に帰りたい」「主人が帰ってくる」
等々の目的は、記憶障害があっても
なかなか消えないのが実際です。
「家に帰ります」と言われる時は、
一人歩きをして頂くのですが、
どんどんあらぬ方向へ行かれる事があります。
ある程度距離をとりながらついていくのですが、
今回は通行人に道を尋ねる場面に遭遇しました。
「〇〇へはどうやって行けばいいかしら?」(入居者)
「えっと・・〇〇行きのバスに乗り、4つ目の・・・」(通行人)
スマホで一生懸命検索し、伝えてくれています。
途中で通行人に伝わるように、手振り身振りで、
「助かります。ありがとうございます!」
といったニュアンスで、こちらの事情を
伝えると、なんとなく察知してくれたようで、
その後も親切に案内を続けて下さりました。
その後は、バス停でバスを待つあたりで声をかけ、
一旦ホームへ戻って頂きました。
地域社会の中にはたくさんの協力者がいてくれて、
本当に心強いです☆
ありがとうございます。
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
本人にばれないようについていく途中で、
バス停の時刻表を見ているフリをしていると・・
わざわざバスが停まってしまいました!
社会に迷惑をかけてはいけませんね。。。
2020年11月26日 Category:スタッフ日誌