「介護」はどこへ行くのか・・
早くも1月も中盤に差しかかろうとしています。
今年は「波の女」にとってどのような年になるのでしょうか。
いや、「なるのでしょうか」ではなく、「向かっていく」年にしていかなければならないのですが。。。
「波の女」ホームページ内の企業理念に、私たちの目標は「世の介護を転換していく」という文言があります。
今回はこれについて少し語ってみようと思います。
そもそも「介護」とは何なのか。
なぜ「転換」していきたいと考えているのか。
ブログを読んで頂いている皆様、いかがでしょうか?
「介護」は正常進化をしているのでしょうか?
介護とは辞書によると、「高齢者や病人を介抱し、日常生活を助けること」とあります。
手を差し伸べ、助けることですので、「手助け」と解釈していいと思うのですが、その「手助け」とは、必要な時に必要なことをするということだと思うのです。
必要でない時に必要以上のことをする「おせっかい」とは違うということです。
必要な時(できない、分からない、困っている)に、必要なこと(補う)をすることにより、「自立した日常生活」を目指すということが「介護」の目的に当たるのだと思います。
介護保険の理念、介護保険法第1条をはじめ、全ての事業の基本方針にも出てくる共通文言には以下のように記されています。
「・・有する能力に応じ、自立した日常生活を営むことが できるよう・・・」と。
これがこの国の「介護の理念」であり、運営の指定を受けているすべての介護保険事業者は、この基本方針を追求し実現していく義務があるということではないでしょうか。
このような「介護」の目的・向かう方向に対して現状はどうでしょうか?
「有する能力のいかんにかかわらず保護された日常生活」になっている事が多いのではないでしょうか?
色々なことが分かる・できるにも関わらず、あぶないから・・できないから・・と決めつけて職員が代わりにしてしまったり、して差し上げたり、時間に追われて自分がやった方が簡単で早い・・・というような現状が多いのではないでしょうか。
認知症だから、要介護だから、高齢だからといって、できない、危ないという理由で、施設の中に閉じ込め、職員がしてあげることで、「安心」「安全」という名の基に、保護している現状はないでしょうか? 職員都合・主導で1日を進めてはいないでしょうか?
すべてではありませんが、多くの事業所で、要介護の方々を手助ける「介護」がまだまだ、この国の介護の理念や目的に対して事足りていないと思うのです。
ですから、現在の到達点の「介護」を、本来の求められている「介護」へ転換を図っていく必要性を感じていますし、その姿勢を大切にし、追及していきたいのです。
弊社もまだまだ求められている「介護」に到達できていない事が多いですが、これからも専門職集団を目指し、仲間と共に、追及し挑んでいく姿勢を大切にしていきたいと思います。
是非、皆さんの「介護」観やメッセージを頂戴したいと思います。
よろしくお願い致します。
「帰りますので・・(そりゃそうですよね)」
「何言ってるの。あなたも泊まっていくのよ!(ごもっとも・・)」
介護は皆大変だ・・(笑)
入力の調子が悪く、文章がすべて詰まってしまいました。
見づらくてすみません。
Published by 井