「介護の専門性」 その壱
まずは、このブログを読んで頂いているあなたに問わせて下さい。
あなただったらどのように答えるのでしょうか?
自分の言葉で表現してみるのが大切だと思うのです。
「それは違う!」とは言わないので安心して下さい(笑)。
あなたが語る言葉が、実体験からくるものであれば、僕は正しいと思うのです。
改めて問います。「あなたは介護の専門性とは何だと思いますか?」
ご自身と向かい合ってみるのはとても大切な事だと思うのです。
私を含め、多くの介護の世界で仕事をする仲間達は、この見出しについてどのように語るのだろうか?
明確な答えを出すことが大切なのではなく、振り返り、考え続ける事が大事なんだと思うのです。
そしてこれを機に、会議でもいいですし、飲み会や交流会でもいいので、仲間の間で語り合って見てください。多様な価値観のすり合わせの中で、「なるほど」「そうか?」「そうだよねぇ」「いい表現だね」等々色々な角度や視点で「介護」について再び考えていく事が、自分の成長にとっても有意義な機会になると思います。
ちなみに今日のフロア会議で聞いてきたところ、こんな回答がありました。
スタッフ1 医療とは違い、「生活」を共にしていくこと
スタッフ2 パス (おい!)
スタッフ3 パス (笑うしかないな)
スタッフ4 自分の事は自分で行って頂き、できないことは補う
スタッフ5 「生活を支える」こと。どうやったら自分の力でできるようになるのか、影から支える
参考までに、辞書にはこう書かれています。
「介護」とは、高齢者・病人などを介抱し世話をすること。
「専門性」とは、特定の領域に関する高度な知識と経験のこと。職務遂行に必要とされる職能。
一見、分かりやすいようであっても、僕は結構分かりにくいと思っています。
そして、「介護」の意味としては古いようにも思えます。「介護」の時代とともに変化していますからね。
長くなりましたので、次回に続く。7月30日UP予定です。
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
最近はよく雨☂が降るわねぇ~ あなたも着る?