いざ、伊勢神宮へ! ③
さて、神宮参拝ネタ最終回です。
車椅子マークを付け要介護者が乗っている施設車両ですが、障害者用の駐車場に入れれませんでした。
参道に近い駐車場を利用したかったのですが・・・
事前に許可証の取得が必要だとか、誘導員によって異なるとか、日によってとか等々曖昧な情報が多いですね。
仕方なく、少し離れた有料の駐車場へ向かいました。
元気な高齢者を乗せた観光バスは、バンバン横付けできているのですが・・・
参拝の課題は、車椅子で長い砂利道を進めるのか、最後の階段をどう上るのかといったことでした。
道中の課題については、入り口で砂利道対応の太いタイヤの電動車椅子の貸し出しがあったので、それを利用。
最後の階段については、ノーマル車椅子に階段下で乗り移って頂き、上の方まで上がれました。
(ノーマルを持っていかないと、電動は重たすぎて上げれませんので)
最後の最後の階段は奥行きがないので、職員2人で車椅子の両側を抱えなんとかクリア。
無事参拝することができました。
涙を流して喜ばれていました。
周りの参拝者さん達も協力的でしたし。
すぐに忘れてしまったとしても、道中の過程や、その瞬間瞬間に意味があるのだと思います。
その後は昼食を食べ、もうひとつのお目当ての「赤福」の本店で餅を購入して帰りました。
今後も、主体性の現われである「・・したい」「・・・行きたい」を叶えることができるよう挑んでいきたいと思います。
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
帰りのサービスエリアのトイレ休憩時、なかなか入居者さんが出て来られません。
介助トイレなので、鍵を開け中に入らせて頂くと、流すボタンが分からず困っていました。
企業努力による便利・高機能・多機能型トイレもいいのですが・・・
認知症の方が対応できるトイレ環境も考えていく社会ではないでしょうか。
こんなにボタンがあったら、どうしたらいいものか・・・