ないないない
Published by i
独居の利用者さんの自宅で見つけたメモです。
あれがない
さがしてもない
これもない・・
どれほどの時間を費やしたのか。
どれほどの不安を抱えていたのか。
どんな思いで書かれたのか。
家から通われている方は、利用中に過ごされている姿だけでなく、見えない所でどのような思いで過ごされているのか、知って考えて対処していかなければいけませんよね。
自宅での暮らしを、少しでも長く支えれるようにとあれこれ段取りすると、結果、自宅で暮らす1人の時間・期間が長くなり、混乱や不安を募らせ、進行のスピードが速まってしまうのかも知れません。
かといって、早目に認知症対応型であるグループホーム等に入居され、1人の不安な時間を多少解消できたとしても、引っ越す事や他人と暮らす事、自宅を離れる等々のストレスがかかります。
どっちもどっちですね。
本人、家族の思いを受け止めながら、先の見通しも伝え、どう対応していくのか、どんなサービスを使うといいのか等、予測しながら、一緒に考えていくしかないですね。
メモを見ていると、支えきれないやるせなさや、力足らずだなぁと思ってしまいます。
でも、一生懸命考え・感じ、関わっていきたいと思います。
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
カモメの様子が変な感じだったので側に寄ってみました。
羽に怪我をして飛べないようです。
捕まえれそうなので、なんとか助けれないかと「野鳥の会」へ聞いてみました。
「野生なので、何もしないで下さい」と。
これまた力足らずな自分を感じてしまった一コマでした。
トホホ。。
2015年09月05日 Category:スタッフ日誌