不本意×不本意
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昨日、グループホームのNさんの採血を行いました。
認知症という状態に加え、高い身体能力をお持ちの方です。
「嫌な事は嫌!」
というスタイルは、3年を過ぎても変わりません。
「何かされるのは嫌」という事で、普段の血圧測定すらほとんどできない状態で、「採血」なんてとんでもない状況です。
しかし色々な状態や状況があり、採血を行って体の中の状態を把握する必要がでてきたので、今回は強行させて頂く事にしました。
結果として、2分程男性職員3名で体を固定させなんとか採血できました。
本人さんも不本意ながら、こちらも押さえつけるのは不本意です。
「不本意×不本意」の状況ですが、この先の体調管理に必要な事で、後々本人さんに不利益にならぬよう仕方なしにさせて頂きました。
申し訳ありません Nさん
でも、むさっくるしいかもしれませんが、男に囲まれて、痛み以外ではいい状況だったのかも知れません。
表情からご想像下さいませ。
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
天気が良くなると、布団や洗濯物だらけの滝子通一丁目福祉施設です。
そんな好天の中、いつもと違うルートで一人歩きされる方にそっと付いていきました。
きままに街の中を歩く姿って素敵ですね☆
2015年09月19日 Category:スタッフ日誌