モラル

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「法定速度を守ります」とステッカーが貼ってありながら、高速道路を140㎞で走行するトラック。

 

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朝のバス専用レーンに入ってくる車にパッシングをしまくり、ハイビームで警告を与えながら走る市バス。

 

 出勤の間だけでも、「モラルはどうなっているのか?」と思う場面は多くあります。

 【モラル】

倫理観や道徳意識のこと。
マナーよりも普遍的な価値観を含んでいる。
法令順守はもちろんのこと、適正な出退勤や会社の資産・備品の適正使用など公私の区別をきちんとつけることや取引における公正さなど、公序良俗に反しない行動全般をさす。
とありました。
捉え方の幅が広い言葉ですが、自分の中の「善悪を判断する基準」みたいなもののようです。
私たちの介護の業界でも、この「モラル」を意識した行動が問われるのだと思います。
「法令順守(介護保険の理念を目指す、運営基準を守る等)」
「公私の区別(利用者や施設のお金や物の管理等)」
「適切な対応」
どれも大切な要素を持っていますが、現場では「適切な対応」という部分のモラルが問われるのだと思います。
「言っていいことなのか」
「やっていいことなのか」
対象となる方々が要介護で認知症という状態にあります。
自分で自分を護れなくなっている方々の力に、応援をする側としての関わり方には注意が必要です。
「自分の中の価値観や道徳意識に基づいて」という事よりも、
「相手にとってどうなのか?」
「相手から見て自分に言動はどうなのか?」
という側から見て考え、行動することが大切なのだと思います。
利用者に対しても
家族に対しも
仲間に対しても
地域に対しても
社会に対しても
「人を大切にする」とはどんな事なのか。
自分の言動を自分自身で振り返り、相手の視点から自分のとった言動を振り返り、「モラル」を意識していきたいものです。
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
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昨日より、愛知県の認知症介護実践リーダー研修が始まりました。
「モラル」を守り、意識し、伝えていく立場ある素晴らしい方々でした。
共にこの業界を盛り上げていきたいですね☆
(システムの調子が悪く、文字が詰まって表示されるようです。見にくくてすみません)

2016年08月02日 Category:スタッフ日誌