立ち位置
Published by i
廊下に座り込んでパートさんの子供さん達とたわむれる利用者さんの姿がありました。
畳のスペースで床に座っているのは違和感ありませんが、リビングや廊下で座っていると違和感があります。
違和感を感じるというのは、こちら側の視点ですね。
ご本人にとっては「子供の目線」に自分が降りて、相手しなくちゃということだけだと思うのです。
自分は廊下に座って子供の相手をしたことがありませんでした。
さすが年長者ですね。
「相手と同じ目線になるように」という大切な事を、改めて教えて頂いているように感じました。
ついつい自分の立ち位置や目線で関わったり、ものを言ったりしてしまう事があるのだと思います。
そんな自分目線でなく、利用者・入居者、家族、職員、地域の方、その他の方々と同じ目線で物事を見たり聞いたり、関わったりできるように心がけたいものですね。
相手の立ち位置を考え、同じ目線になるように意識し関わる。
それがこの仕事にとってはとても大切な立ち位置なのではないでしょうか。
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
2016年08月04日 Category:スタッフ日誌