できることの輝き

Published by sato

3年前に利用開始されたAさん。

徐々に認知症が進行し、今は色んなことが出来なくなってきました。

3年前は『家に帰りますから!』と言い、施設から出て一日中外を歩かれたり、実際に帰宅されることが続きました。

職員が一丸となって、本人にとって『クラブ滝子にいる意味』『楽しみ』など取り組んできたことを、ふ~っと思い出しました。

 

あれから3年、要介護度5になったて、まだできる部分の可能性を探ってます。

 

食事することが自力では難しくなり、大半の部分に介助を要します。

箸を使って食べることが難しい→スプーンを使う→道具よりも手づかみで食される時がある→周囲からの視線に配慮し手づかみでも食べれる工夫→手づかみも難しくなってきた→どんな時なら食べれるか→食べ始めみかんやフルーツなら食べれるみたい→食前にフルーツや野菜を摂ってリズムをつける→フォークに食べ物を刺して手に握って頂くと口まで運べ食べることができる  などなど

食事介助をしながらも、その中でも自力でできることを探っています。(職員の探りがハンパ無いんですよ!)

 

 

 

普段は歩く時は必ず職員が手引きをしますし、車椅子も使用します。

テーブルに椅子を差し込むとなかなか行動に移すことはできません。

前方に障害物がなければ、ごく稀ではありますが、何か気になる時にはご自分で歩かれる時がとてつもなく輝やいてステキにうつります。

転倒と隣り合わせなのは間違いありませんが、やっぱり自分の意思で行動に移されようと心と身体が動くことって大切です。

 

そのために、安易に移動手段を車いすのみにせず、歩行介助を続けていること、五感を感じて頂けるように接することなど

私達の支援一つ一つが、影響を与えてしまう責任のあるものですし、職員1人ではなくチームで捉えて取り組んでいるからこそです。

Aさんの輝き=職員の輝き  かな。

 

 

 

 

滝子通1丁目福祉施設 副施設長 佐藤恵美子

 

 

2015年06月25日 Category:スタッフ日誌