保険がつかえない?
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僕らは「介護保険」のお仕事です。
社会全体の「保険」の種類としては、
死亡やケガに関する「保険」
医療や介護の「保険」
貯蓄のための「保険」
損害保障のための「保険」
雇用や所得の「保険」
などなど
生活の中で、強制でも任意でも
結構多くの「保険」にお金を払って暮らしています。
改めて「保険」を調べると・・
将来起こるかもしれない危険に対し、保険料を加入者が公平に分担し、
万一の事故に対して備える相互扶助の精神から生まれた助け合いの制度です。
との事。
暮らしや体に起こった不具合に
「備える」ためのもので、
実際に不具合が起こった時に
保険を使い、補う事ができるものだと思います。
加齢や病気等で体や脳に不具合が起こり、
介護が必要になった時に使える、
国民全体の保険システムである
「介護保険」でいけば、
「使う」「使える」のが当然ですよね。
なのに、
「認知症の症状がひどいので利用お断り」
という話を時々聞く事があります。
保険に加入しているのに保険を使えない??
そんな事にならないように、
介護保険の事業者としては、
保険の意味と役割を意識した
仕事や発言をしないといけないですよね。
保険を使って暮らしの取戻しや、
不具合への補いをさせて頂きながら、
「生きる」を支えていきたいですね。
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
2021年03月06日 Category:スタッフ日誌