意思を行動に移せるように

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帰りたい所がある

行きたい所がある

認知症という状態になり、

要介護となって施設へ入居しても

消えない、忘れないでいる事は結構あります。

「行こう」と思った時に、

意思を行動へ移すことができるような支援は、

施設サービスにおいていつでもできる訳ではありませんが、

可能な範囲で応援できるようにしています。

この前、わざと扉を開けっぱなしにして、

こちらから、外出のきっかけを作ってみようと思いました。

通常は閉まっている扉ですが、

開けっ放しにして様子をみてみました。

結果、開いている事には気づかない？のか、

横のトイレに行かれ、そのまま戻ってこられました。

閉まっている事に慣れていたり、先入観があると、

開いている事に気づけないのかもしれません。

今後も時々、先手で外出の意欲を引き出す支援も

続けていきたいと思います。

意思を行動へ移せる事の素敵さを大切にしていきたいですね☆

滝子通一丁目福祉施設　施設長　井　真治

2022年12月16日　Category：未分類