「オレンジカフェ ジェネ」発進☆
本日は”波の女”主催の「オレンジカフェ」を、定休日で閉まっている
近所の喫茶「ジェネレーション」を臨時で開けて頂いて開催させて頂きました☆
記念すべき初回の「オレンジカフェ ジェネ」の発進です。
まずは開店前から少し準備を・・
いきなり、想定外の事が。。。
風向きを計算していなかったので、旗の文字の方向がみな逆に(汗)
設置場所によっては、逆向き印刷か、両面印刷で作らないとですね。
まぁ、そんなこんなはあったにせよ、予定の15時より、
滝子の利用者1名、入居者2名の3名の認知症という状態になる方々が、
ウェイター役になり、オレンジカフェ ジェネのオープンです♪
まず、水をお出しし
注文をとり
マスターにオーダー
慣れない役割なだけに、多少の混乱もありながら、
割烹着を着た利用者・入居者同士で助け合いながら、役割をこなしていかれます。
「こんな事した事ないわぁ」と言われつつも、
利用者・入居者さん方は、日ごろより調理準備、配膳や片づけに携わっているだけに、
来客者に「聞く」「書く」「伝える」「運ぶ」「出す」等の動作は自然とこなせていました。
本当に素晴らしい☆
有する能力の発揮の機会、役割のある時間です。
嬉しい事に、想定を上回る10組以上の来客?参加者?の方々で、
開始早々、店内はいっぱいになりました。
その対応を利用者・入居者さん達が行う訳ですので、
当然、「水を出す」「注文を聞く」「ドリンクが届く」までに結構時間がかかっていましたが、
そこは通常の営業をしている訳でなく、高齢の認知症という状態になられている方々が
ウェイター役を行われているという事を理解されている、参加の方々ですので、
のんびりと、笑顔で、温かい目で見守ったり対応して頂けていました。
ドリンクを届けて頂いた際に、冗談で
「このお代はいくらですか?」
と意地悪な?質問をさせて頂くと、そこは人生のベテラン
「私が払っとくからいいわよ!笑」
と切り替えされていました。
さすがですね☆
バタバタと、あっという間に1時間が経過した頃、
さすがに疲れが出てきていましたので、
参加のみなさんのテーブルで一緒にお茶しながら一休憩♪
「認知症相談や情報収集目的」の方もいれば、
「自分の事を聞いてほしい」
「認知症という状態にある方々との会話を楽しみたい」
「遊びに来た」
「手伝える事があれば」
等々、様々な目的でたくさんの方々がみえていますので、
会話を楽しみたい方々とセッティングさせて頂き、
休憩がてらトークを楽しんで頂きました。
中には、「注文をまちがえる料理店」を見た事があったから、興味があって・・
という方もみえたので、そこは本家本元の「和田行男」が対応させて頂いたりと、
楽しさ、驚き、学び、贅沢?のある時間・空間になったのではと思います。
もちろん、「後片付け」まで含めてのウェイターさんです。
初回より大盛況の「オレンジカフェジェネ」ですが、
これもひとえに、近隣住民の方々、利用者・入居者家族、民生委員や地域包括の職員さん達、
そして、準備に尽力して頂いた職員のみんな、
そして、定休日のプライベート時間を空けて、店を開けて頂いたマスターのおかげです☆
もちろん、主役である、ウェイター役をやられた滝子の利用者・入居者さん達のおかげでもあります☆☆
本当に、ありがとうございました。
感謝いたします。
次回は2ケ月後の平成30年1月21日(日曜日)15時から、2回目のオレンジカフェジェネを
開催させて頂く予定です。
開催内容はこれからつめていきますが、楽しくも、有意義な時間となるよう企画を進めていきたいと思います。
お楽しみに☆
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治