「覚悟」
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手前の男性、鈴木さん。
認知症という状態にありながらも、
日々生活行為を大切に暮らしてみえました。
9月末、肺炎で入院。
2週間程の時点で面会に行くと・・
水分・栄養は点滴のみ
排泄はパット交換のみ
褥瘡リスク高くなり、体の向きを右に左に。
やせ細り、細々と力のない声で話されます。
「もうこのままでいいです・・」
日々弱っているようでした。
家族と様々なリスクについて確認して出た結論
「滝子に戻しましょう!」
互いに「覚悟」が決まりました。
「病院や療養型を行ったり来たりした方がいい」
という主治医に「退院」を迫りました。
入院してちょうど1ケ月たった10月末
クラブ滝子へ戻ってきた鈴木さん。
現在は、ほぼ入院前の姿を取り戻しつつあります。
鈴木さん語ります。
「あの時はもうだめだと思いましたよ」
「覚悟」を決め、「挑んだ」甲斐があるというものです。
人は可能性に溢れているのですね。
まだまだこれから。
共に人生を切り開いていきたいです。
鈴木さん。一緒にがんばりましょうね☆
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
次回の記事UPは8日ごろを予定しています。
少し間隔が開きすみませんでした。
今後ともよろしくお願い致します。
2018年11月05日 Category:スタッフ日誌