「ごもっとも」
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朝、皆さんが到着され、新聞を読んでいた時の利用者さん同士の会話。
介護施設で起きた「暴言」の記事でした。
内容は、施設の看護士が90代の入居者さんに向かって「死ね。」と言った。
と言う記事でした。
真面目なお顔で、とっても優しい声で話してみえました。
「なんで、わざわざこんな事、言うんだろうなあ。
時期がきたら皆、死ぬのになあ。こんな事、わからんかったのかなあ。」
「誰か、この看護師さんに教えてやらんかったんだろうか。こんな事で棒に振って。」
近くで聞いていた私には、こんな言葉を人に向かって言ってしまった
看護師さんの事を人として心配しているように聞こえました。
人生の先輩方は、本当に何でも解決する方法をご存じです。
誰か、気が付かせてあげる人が近くにいれば。
聴いてあげる人がいれば。
この、利用者さんたちのように、穏やかな声で一言声を掛けてあげる人が誰かいれば。
一呼吸つく事が出来る環境があれば。
もしかしたら、何か変わる事が出来たのかもしれません。
同じような仕事をする私たちにとって、何かヒントを下さったような気がします。
今日は皆さん、力仕事です。
大きな段ボールが来たので、皆で小さくゴミに。
最後はきれいにゴミ袋へ。
毎日、当たり前のように生活していますが、日常生活動作って沢山ありますね。
クラブ雁道 デイサービス 日置 紀子
2018年11月09日 Category:スタッフ日誌