「策」や「学び」
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こんな記事を目にしました。
薬物事件に巻き込まれたようにみせかけ、
相手の不安につけ込んでだまし取るという
詐欺事件が多数起こっているということです。
様々な手口でだまし取る、余分に払わせる。
許されるものではありません。
が、そこには、相手の立場や特徴や心理をよくよく
考え抜かれた、関係作りや信頼を得るための「策」が
ある訳ですよね。
ぼくら介護職顔負けのコミュニケーション力や段取りを、
詐欺師なるものが、ある意味プロとして
個人やチームで展開しているとなると、
僕らもプロとして見習うといったらおかしいですが、
大切な財産を委ねるほどの気持ちの動きや信頼を得る
ための勉強や努力を、怠らないようにしないと
いけないのだと思うのです。
それも、不安につけ込むという卑怯な方策でなく、
相手にとって必然で必要な方法で、できれば
笑顔や達成感などを引き出したうえでの、関係性、
信頼感を得るという方法で。
不謹慎ではありますが、彼ら詐欺師のしたたかな、
ある意味プロとしての作戦会議やマニュアル的な
ものがあるとしたら、そこに潜入してみたいと
思ったりもします。
詐欺師よりも信頼を得るための、
努力や策を身に着ける必要が介護職には
あるのかもしれませんね。
色々な事から学ぶことは大切ですよね☆
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
2019年06月10日 Category:スタッフ日誌