ご縁
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新規利用につながる可能性のある、
利用者と家族が見学に来られました。
認知症の進行とともに、
服を着たり、お風呂に入って体を洗ったり、外出したり
といった事が、うまくできなくなってきているとのとこ。
同居家族はみえるものの、
皆仕事があり、日中独居の様子。
小規模多機能でもできる事はたくさんありそうですね。
その高齢の方が自分と話しをしている時に言いました。
「あなた、どこかで見た事ありますよ」と。
ん??
お話している間に、自分も
「あっ!」「確かに自分もどっかでお会いした事あるなぁ」と
思いました。
「どこだっけ??」
どこで接点があったのでしょう。
いろいろ話しているうちに見えてきました。
波の女で食材購入で日常的によく行くスーパーが
あるのですが、その店内にベンチコーナーがあり、
利用者入居者と買物に行く際、そのベンチで休憩したり、
待ち合わせをしたりしているのですが、その際に
周りにいる方々と挨拶したり、会話をよくします。
その時にそこでお会いした記憶が少し蘇ってきました。
相手の方が覚えているのには、驚きもありますし、
自分の方が覚えていないのに、恥ずかしさもありますが、
「これも何かのご縁でしょう」と会話が弾みます。
いろいろなところで、繋がったり再会したり。
社会参加って、とても大切ですよね。
これからも、外出の際には、積極的に周りの方と
関わっていきたいと思います☆
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
2020年02月10日 Category:スタッフ日誌