距離感
今週は「実習生」のオンパレード週間でした☆
「実習生」といってもいろいろで、
同業者の「認知症介護実践リーダー研修」
学生さんの「介護福祉士養成カリキュラム」
の一環としての実習生が5名来ています。
「実習」となると、皆さん積極的に
「関わりに行こう」
「コミュニケーションをたくさん」
と、利用者・入居者さんの傍に寄って行く場面を多く見かけました。
料理を作る場面であろうと、買い物をする場面であろうと、雑談をする場面でもです。
「実習中」という自分達の役割や存在価値と、利用者・入居者さんの有する能力の情報が足りなければ、傍に寄るのは当たり前ですよね。
そこでお話しさせて頂いたのが「距離感」について。
「有する能力に応じる」のが私達の仕事です。
場面にもよりますが、
能力がある方には「距離をとり」
能力が衰えている方には「距離を縮める」
のが仕事の仕方の基本だと思います。
お店で食材探しができる、支払いができる方には「離れて見守る」
できない方には横付き「一緒に探し」「支払い補助する」
安定して歩ける方には「少し離れる」
不安定の方には「横にぴったりくっつく」
料理をする能力があれば「お任せする」
なければ「横について一緒にやる」
自分達で話をしているのであれば「その場から離れる」「聞いているだけ」
話が滞っているのであれば「話題を振りまく」
等々の場面や状態によって、自分の立ち位置や介入する距離を
「離したり」
「縮めたり」
を臨機応変に行えるようになれるといいですよね☆
「距離感」を場面場面で意識して関わっていきたいものです。
「心」は共に寄り添いながら。
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
12月1日開設を目指して、急ピッチで準備を進めています☆
来週、19、20日には「内覧会」「見学会」をさせて頂きます。
買い物帰りに、トイレを借りに入居者さんと寄ってみました。
近所の方々(奥の窓の方)も気になって覗かれていましたので、ご案内させて頂きました。
お楽しみに♪