☆生活行為☆

Published by i

IMG_8975

3階の食器棚です。

グループホームの方がもっと整頓されてたりします。

そちらの方々曰く、「3階の方はぐちゃぐちゃだよね」と

言われていますが(笑)、最近はちょっといいと思います☆

 

15人分くらいの各種食器が入ってます。

写真は整理されている状態の時のものです☆

 

昼食後、片づけの音頭をとる利用者さんがいらっしゃるのですが、

その方々にお任せすると、こうなります。

 

IMG_8973

IMG_8974

食器を洗い、拭き、形状別に分け、棚にしまう。

認知症という状態にあっても、体に染みついた生活動作は、

自然と持っている様々な能力を引き出してくれます。

 

片づけや掃除は比較的利用者の方々にとって、難易度が高くない方だと

思います。最後の「ゴール」のイメージがももちやすい行為ですからね。

あとはその動作行動を「やる」「やらなくちゃ」と思って頂けるか

どうかの流れ、空気感が必要になるので、そこに至るまでの組み立ての方に

エネルギーを使います。

 

洗濯ものをたたむ、干すよりかは頭を使いますよね。

他者との関係性も必要になる時もありますし。

 

このようなあるものを活用した生活行為の組み立てを通じ、

能力に応じ、生活を営むことができることを応援していきたいと思います~♪

 

滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治

 

IMG_8976

「メニュー決め」は、いろんな選択肢、組み立て、出来上がりの幅が広い

ですし、個々のこだわりやこれまでのやり方がバラバラですし、

記憶障害や判断力の低下も絡み、複数の方々と相談し、折り合いをつけ

るのには結構手間暇かかりますよね☆

でもこれも有する能力に応じた手立てとなりますので、大切にしたい機会

です☆

 

 

 

2019年03月18日 Category:スタッフ日誌