☆生活行為☆
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3階の食器棚です。
グループホームの方がもっと整頓されてたりします。
そちらの方々曰く、「3階の方はぐちゃぐちゃだよね」と
言われていますが(笑)、最近はちょっといいと思います☆
15人分くらいの各種食器が入ってます。
写真は整理されている状態の時のものです☆
昼食後、片づけの音頭をとる利用者さんがいらっしゃるのですが、
その方々にお任せすると、こうなります。
食器を洗い、拭き、形状別に分け、棚にしまう。
認知症という状態にあっても、体に染みついた生活動作は、
自然と持っている様々な能力を引き出してくれます。
片づけや掃除は比較的利用者の方々にとって、難易度が高くない方だと
思います。最後の「ゴール」のイメージがももちやすい行為ですからね。
あとはその動作行動を「やる」「やらなくちゃ」と思って頂けるか
どうかの流れ、空気感が必要になるので、そこに至るまでの組み立ての方に
エネルギーを使います。
洗濯ものをたたむ、干すよりかは頭を使いますよね。
他者との関係性も必要になる時もありますし。
このようなあるものを活用した生活行為の組み立てを通じ、
能力に応じ、生活を営むことができることを応援していきたいと思います~♪
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
「メニュー決め」は、いろんな選択肢、組み立て、出来上がりの幅が広い
ですし、個々のこだわりやこれまでのやり方がバラバラですし、
記憶障害や判断力の低下も絡み、複数の方々と相談し、折り合いをつけ
るのには結構手間暇かかりますよね☆
でもこれも有する能力に応じた手立てとなりますので、大切にしたい機会
です☆
2019年03月18日 Category:スタッフ日誌