「はよ死にたいわ」

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本日、ある入居者さんが横になった時に話されたお言葉。

 

その言葉の裏側には「こんな暮らしなら・・」という現状があるのだと想像できます。

そのように捉えることが大切なのだと思います。

内因も少しはあると思いますが、大きく影響を与えているのは私たちの仕事ぶりなのだと思います。

 

この言葉はいつでもどこでも時々聞く言葉であると思いますが、支援に当たる私たちは真摯に受け止めなければならない大切なメッセージです。

 

基本的な介護はある程度提供できていると思います。

いや、もしかしたら基本的介護のアプローチが雑なのかもしれません。

それ以外の何かがあるのかも知れません。

生きる意味? 目的? 体感? 役割? 人間関係? 信頼感? 思い? 私たちの姿勢?

 

 

とても重く響く言葉ですね。

 

最後のステージで残りの人生を託された、私たちへの大切なメッセージです。

ここに挑まずして何が専門職でしょうか。

 

「力不足でごめんね。でも一生懸命良くなるように頑張らせ頂きます・・」

今はこう話すしかありませんでしたが、明日に繋げるために尽力したいと思います。

 

滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治

2014年05月01日 Category:スタッフ日誌