「キャディーさんと溶接工員あらわる」
愛知県も緊急事態宣言が発令されました。
何をどうしたら良いのか考えながら、
デイサービスの営業させて頂いています。
手洗い、うがい、アルコール消毒は
利用者さんも慣れたもので、徹底できてきています。
マスクも拒否されることもなく付けて頂いています。
続いてアクリル板の設置。
このビニール、はがすのが大変でした。
2人チームで戦いました。
ほぼ、同時に剥がれましたが、はがれる際の気持ちよさに「うわ~」と
歓声があがりました。
お食事が始まるとこんなご様子に。
初めてテーブルに並べた時には「あっ…。」と
思わずなんとも言えない切ない声がでました。
皆さんわかっているし、透明だから目も合っている。
でも、何だかなんとも言えないアクリル板。
使った後は、きれいに除菌します。
フェースシールド。
これも丁寧に袋に入っており、ビニールがきっちりくっついていました。
職員のみが着ける予定でしたが、ご利用者さんに開封して頂くと、
そのまま装着される方がみえました。
「つけてみますか?」などなにも言っていませんが、
お茶の際も一口飲むとマスクをつけられることが出来る方でしたので、
着けた方が良いと思われたと感じています。
他の方にも「つけたい方みえますか?」と声をかけると皆さん
「やってみようかね。」と。
「頭が痛くなったり、気分は悪くないですか?」
と何度も声を掛けましたが、
「なんで聞くの?」と言われるほど
しっくりくる方も見えますし、
ちょっと無理だわと着けたり外したりされる方も見えました。
間違えのないようにお名前も書いて頂きます。
職員のシールドにも書いてくださいました。
皆さん、シールドを付けると鏡を見に行かれます。
少し右からの角度、左も見て。正面から見て前髪も整えて。
女性ですね。何でもおしゃれアイテムにしてしまいます。
「あんた、似合うね。」
「こーゆー帽子あったなあ。」
「大阪なおみちゃんか?」
「ファーって言う人か?」
「私なんか、鉄鋼所の人みたいだわ。」
サンバイザー?ゴルファー?キャディー?鉄工所の人?
調理中も皆さん何の迷いもなく装着したままで。
お誕生日がもうすぐの方。
皆さんからハッピーバースデーの歌のプレゼントに思わず涙が。
こんな時は外して涙を拭きましょう。
段々と違和感が無くなりお帰り時間の前になるとこんなプロも現れました。
シールドを付けたまま、新聞を読み、お茶も飲めます。
お掃除の時、気が付くと、持っていたほうきを置いてソファーに。
私と目があうと
「これええなあ。見えてるけど、見えとらん気がして、
寝たいときに寝れるわ。ワッハッハー」
と笑ってみえました。
コロナだから経験できたこと。
コロナだから見えてきた利用者さんの出来ることや相手を思うこと。
我慢強い事など沢山沢山あります。
こうして笑って楽しんでみえる生きる力に
職員は元気をもらっています。
クラブ雁道 デイサービス 日置 紀子
滝子の施設でも、アクリル板に職員はフェイスシールドで
コロナ対策実施中! 早く終息してほしいですね☆