「ダメ!」はだめ
スーパーのレジでアイスクリームを購入しました。
(めちゃくちゃアイス好きなんです 笑)
支払いをした後に、「ご自由にどうそ」と書いてある、何種類かのスプーンの中から、アイスを食べるためのスプーンに手を伸ばした時に・・
「あっ! ダメ!」
「アイスのスプーンはこっちです!」
とレジの方に言われ、「ドキッ!」としました。
このスプーンを取ろうとしたのですが・・・
こっちのスプーンを渡されました。
今どきは、アイスを食べるスプーンは決まっているのでしょうか?
木のヘラみたいなものや、透明なスプーンの方が馴染みがあるのですが・・
きっと古い人間になってしまったのでしょう。笑
「ダメ」と言われ、とてもびっくりしたのですが、その理由を考えてみました。
まずは「断定」「言い切り」ということがあるでしょう。
「ダメですよ~」といったニュアンスではなく、「ダメ!」でしたから。
そして「他人」から言われ慣れていない事もあるでしょう。
身内からは毎日言われますが。笑
ましてや「客」の立場であった事もあるでしょう。
決してちゃきちゃきした感じの方ではなく、ごくまじめな普通そうな感じの方から言われた事もあります。
自分が良かれと思った事を「制止」された事もあるでしょう。
とにかく違和感のある瞬間で、後味が悪かったのですが、よーく考えると施設の中でもたまに聞きくような・・・
思い浮かべてみるとありました。
利用者さんにもスタッフにも、とっさに「ダメ!」と、相手の行動を「制止」する場面が。
自分が良かれと思った事を他人から制止されると、こんなにも違和感があるのですね。
同時に私達介護職も、対利用者さんにそのような言葉遣いと、嫌な気持ちにさせことがあってはならないことだと思います。
今一度「ダメ!」という、スピーチロック排除、撲滅に向け再点検をしたいものです。
それが「人として生きる」を応援する側の、私達介護職の使命なのだと思います。
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
今日の出勤時の日の出風景です
素敵な風景は、日々至る所にありますね☆