「主体性」を導きだすアプローチ①
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「主体性」を考える①~③のような視点や意識を整えたら、いざ実践です。
最終的に、そこのフロアの中に、「自分達の事(少なくとも自分の事)は自分達でやる」のが当たり前という空気感といいますか、風が吹き出すと素敵ですね。
主体的に動くのが継続的になり、動かれる人数は増えてくると、相乗効果でその流れは加速していくのだと思います。
「皆がやっているから自分も・・」人は流される生き物ですから。
では実践するにあたり大切にしたい事や、アプローチ方法の一例を何回かに分けUPさせて頂きます。
①関係性を基に進める
主体的な行動を引き出すにはそれなりの「仕掛け」や気持ちを引き出す「そそる」等のアプローチが必要になってきますが、それらを引き出すには、職員と相手との関係性が影響してきます。
嫌な人から何を言われても、そそられないものです。
「あんたがそういうならやってみようかね・・」というあたりが入り口となってきます。
まずは、「あなたの味方で、あなたの力にならせて頂きたいです」といった態度で接する事を大切にしていきたいですね。
経験値が高い方は、瞬時に主体性を導き出せるアプローチができる方もいるとは思いますが、自分を含め普通?一般?の介護職の方は、ある程度信頼関係やなじみの関係ができた上で、アプローチできるといいのではと思います。
日頃からの関係性を大切にしましょうね。
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
2015年09月17日 Category:スタッフ日誌