「主体性」を導きだすアプローチ③

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・選択肢を多く

 

主体性は、自分の意志で判断していく事で、本人に「決定権」がある事が大切なのだと思うのです。

決定権を行使できる簡単な場面は、「選択肢」がある時です。

 

ご自身で決定や動作があまりできない方でも選択肢は大切です。

朝のひとコマでその場面を考えると・・

 

「朝7時ですよ。起きられますか?もう少し寝られますか?」

「今日の服はどれを着られますか?(最低2種類以上の服を用意する)」

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「部屋にいますか?リビングに行かれますか?」

「布団は上げますか?しいておきますか?」←方言ですかね?笑

「洗面行って顔洗いますか?トイレが先の方がいいですか?」

 

そんな感じで、1日の始まりから選択肢の連続を演出し、利用者さんに決め続けて頂く事の連続の中で、「ああ、自分が決めていいんだ、決めれるんだ」とご本人の意思を大切に汲んでいく事を大切にしたいものですね。

 

「さあおきましょう」「服はこれを着ましょう」「朝ごはんはこれです」等々、施設や職員の決定事項だらけの1日だと、利用者の意思が表出できなくなり、「受動的に生かされる姿」になってしまいます。

残念ながらスタッフ側の都合で進めてしまう事もありますが、時間のゆるす限り、機会あるごとにアプローチしていけたらいいですね。

 

日々の中で、色々な決定権を行使できる場面作りを心がるのが、その先の主体性を引き出すための、基本的なアプローチの一つなのだと思います。

 

滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治

 

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ビール、オロナミンC・・

飲みたい時に飲みたいものを飲む!

いい表情ですね☆

2015年10月03日 Category:スタッフ日誌