「主役は職員?」
Published by kato
なんとなく自分ばっかりが喋ってる・動いてる、そんな心境にかられることありませんか?目の前の人を楽しませたい・喜ばせたい・雰囲気を変えたい等いろんな意図をもって職員が喋ったり動いたりしているわけですが、一日を振り返ると、僕は「自分ばっかりだったな」と感じることがあります。
「職員ばっかり」が目の前のお年寄りの「楽」を生み、喜ばれ又感謝されます。しかし介護の仕事の本質はそこにはなく、お年寄りの「楽」が時に「主体性」を失わせ、「できなくなること」を増やす要因となってしまいます。
今やってる自分(職員)の行動が、お年寄りができる「自分のこと」ではないか?
今喋ってる自分(職員)の言動が、お年寄り同士が喋れる場の妨げになってないか?
等...
当たり前のように職員が何でもやる空気感がお年寄りの「やってくれて当たり前感」を助長させ、それに応じることは、できなくするための応援につながることを肝に銘じ、どうすればこの人自身が自分ででできるか?といったことに目を向け考えていきたいと思います。
平成28年6月15日
後藤 欣大
2016年06月15日 Category:スタッフ日誌