「介護の専門性」考⑧
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⑦の続き
「介護」に続くは「専門性」。
介護には知識や技術が必要だと思います。
ですが、それはある程度時間と共に身についていくものであると思うのです。
しかし、私は一定以上の知識や技術よりも、「熱意」「一生懸命」「追求」が大切だと思っています。
「目の前の方のために何とかしたい」という「姿勢」が必要なのではないでしょうか。
私達が対象として関わるのは「人」であります。
その時その時で体調や気分が変化していきます。
その結果、うまくいったりいかなかったり・・・
そんな時に一番必要とされるのが、その方に向かう「姿勢」なのだと思います。
「市民生活」「私達の暮らし」に近づけられるように。
仲間と協力し合いながら、どうしたらそれができるだろう・・・
そんなことを描きながら「挑む姿勢」
そんな専門職集団に触れた時、障害を持ち諦めるしかなかった残りの人生に、少しだけ希望の光が差すのかも知れません。
それを引き出せたとしたら、それこそが「介護の専門性」を発揮できたということになるのではないでしょうか。
それこそが、「介護の醍醐味」だと感じることができたら素敵ですよね。
⑨はあるのか分かりません(笑)
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
「俺を介護できるかい?」
2013年12月01日 Category:スタッフ日誌