「入居者支援」並びに「店主支援」
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米屋の一角。正月の準備をする時期ですね。
ある店(米屋ではありません)での会話。
職員「いくらですか?」
店主「658円かな?・・」
職員「736円になりませんか?」
店主「・・・あ そうだね」
店主「今日は何日だったっけ?(領収書)」
職員「今日は12月2日ですよ」
店主「そうだっけ?」
あるお店の店主とスタッフとのやり取り。
「?」が多かった今日の場面。
以前は、「おばあちゃん出て行ったよ!」と教えて頂く事もあった。
一時的なものなのか、進行性なのか・・・
忍び寄る認知症の影を感じました。
認知症の入居者と、認知症(かもしれない)の店主とのやりとりだと、お金の受け渡しや購入品の間違いが発生する可能性があります。
入居者の支援を行うと同時に、店主の支援も視野に入れておく必要を感じた今日の出来事。
職員「おかあさん何歳になられた?」
店主「80・・・・ 昭和6年生まれだでね」
職員「若く見えますね。達者で羨ましい。頑張って下さいね」
フォローも必要です。
でも、認知症介護のプロとして早期発見、早期治療・対応に結びつけるべきかも知れません。
もう少しアセスメントして、必要に応じてアプローチしてみようかと思います。
誰にでも訪れる可能性のある「認知症」
恐れるばかりではなく、「認知症」を理解し受け入れ、支え合える人間環境の構築が、これからの社会には必要なのだと思います。
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
「オススメは何かしら?」いつもの風景。
自らの記憶障害に対応する術 「消し込み」
2013年12月03日 Category:スタッフ日誌