「嬉しい出来事!」
グループホーム職員の古賀俊樹です。
7月に入りましたね。
でもまだまだ梅雨真っ最中。
それでも晴れると32℃前後と暑くなります。
人々の移動が解除になり、少しずつ日常生活に戻りつつあるこの頃です。
今回は二人の入居者様に絞って
書かせて頂きたいと思います。
まず、花の手入れが上手なK様。
調理では炒め物や盛り付けなど行ってくださり、
床をホウキで掃いて下さり、暮らしの中でお力を発揮して頂いています。
最近梅雨でなかなか外出が少ないこの時期ですが、
久しぶりの晴天で昼食後k様に
「今日は一日中天気が良いので
お散歩しながらお花屋さんに行きませんか?」
と尋ねてみました。
すると「行きましょう!」となり身支度をして出発。
久しぶりの晴天でもあり気持ちの良い気候で
道中は外の空気や風を楽しみながらのんびりと歩きました。
15分ぐらいで花屋に到着し、選んで下さいました。
「沢山の花でいっぱいで綺麗だね」
いい表情です。
お花の匂いを感じ「来てよかった!」と笑顔もありました。
お会計をして少しお花を見ながらホームに戻る途中に
和菓子屋さんをみつけました。
最近食事量が少ないY様の顔が頭に浮かびました。
この頃食事量が以前より少なく、何が食べたいのか
レシピ本を見ながら訪ねてみたのを思い出しました。
「これ美味しそうだね~」とお肉やお魚など見ていましたが
「何か甘い物が食べたいなぁ~そうだなぁ~
さっぱりして冷たい物あんこが食べたい!」と話していました。
そのことを思い出して和菓子屋さんに少し寄り道をしました。
夏限定の冷たい冷やし饅頭が売っていたのでそれを買ってホームへ戻りました。
帰宅後、買ってきたお花をK様が花瓶に入れている姿を見てY様から
「綺麗な花だなぁ~」と言ってくださり、
その流れで「お花屋さんの帰りに和菓子屋さんに寄って
冷たいお饅頭買ってきました。もうすぐ3時になりますので
おやつにでもどうですか?」と尋ねる
「本当?食べる」とにこやか表情で冷やし饅頭を食べられていました。
全部食べられるのか不安もありましたが冷たくて食べやすいのもあり
綺麗に全部食べられ「美味しかった、ありがとう!」と言って頂きました。
いい支援が出来たのではないかと嬉しかったです。
また、他の入居者様からも綺麗なお花を見ながら食べる
久しぶりのスイーツでもあり「美味しかった!」との声が聞こえてきました。
今後も入居者様の気持ちを尊重しながら支援していきたいと思っています。
グループホーム職員 古賀 俊樹