「湿度」

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「今日は空気が乾燥しそうなので、湿度管理も気にして下さいね」

「分かりました。ちなみに感染症のウィルスは湿度に弱いのですか?」

 朝礼中にスタッフからの質問がありました。

 

厚生労働省の感染症対策のQ&Aにはこう書かれています。

「適度な湿度の保持」

空気が乾燥すると、のどの粘膜の防御機能が低下し、インフルエンザにかかりやすくなります。特に乾燥しやすい室内では加湿器などを使って、適切な湿度(50~60%)を保つことも効果的です。

とあります。

のどの粘膜は乾燥に弱いということですね。

 

 その他にも湿度が高いといいことの付帯効果として・・

感染症の感染経路は、せきやくしゃみによる飛沫感染の割合が多い と言われています。

空気が乾燥している時は空気中の障害物(水滴等)が少ない環境ですから、飛沫やウィルス粒子は遠くまで飛ぶ事が出来ます。

湿度が高くなると、空気中の水滴が多くなりますから、ある程度はそれにぶつかって落ちますし、浮遊しているウィルス粒子も一緒です。

 ですから、湿度は高い方がいいという事はわかるのですが、常に50~60%ならいいとはならないのでは?

 

といいますのは、湿度は気温に比例しているという事があるからです。

夏場の高温時は空気中にたくさんの「水分の量」を含むことができ、冬場の低温時は含めれる量が少ないという気温と湿度の関係があるからです。

気温が低い時は湿度表示は高くても、空気中の水分量は少ないという事です。

ウィルスは湿度ではなく、空気中の水分の量に影響されるとTVで放映されていましたから。

 

 別の視点でみると、飛沫中のウイルスが感染力を保つ期間は、湿度と紫外線強度により変化するという話もあります。
冬では日光が弱いので、この期間は長くなりがちだそうです。

お日様が出てない時も要注意ですね。

 

ウィルス自体へのアプローチもそうですが、自分の体の防御機能を活かすために湿度を保つ事を意識していきたいですね。

 

*素人調べなので、記載した記事は全て正しいとは限りません。

滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治

 

↑↑小規模の リビングに置いてある湿度計が怪しいので、別のを設置すると・・・・

方や32%、もう一方は70%超え。

そもそもの湿度計の信ぴょう性が怪しいのは話になりませんね。(笑)

自分の肌・喉感覚も頼りにしなくては。

 

ちなみに滝子の湿度維持は加湿器や濡れタオル干しもありますが、切り札はこちら。

1個か2個の鍋がシュシュポッポ↓↓

 

 

2014年01月15日 Category:スタッフ日誌