「見守りシューズ」初活躍
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一見、普通の介護シューズですが中敷の下には・・
位置情報の電波を発信する装置が入っています。
毎日20回、30回と外に出続ける方の家族に協力頂き運用を開始しています。
基本的に外に出る時に職員はついていきますが、10秒、20秒遅れて出るだけで見失ってしまう程の歩行能力をお持ちの方なので、早期?即時発見にはとても役立つのではと期待しているアイテムです。
導入して数日たっていますが、本日自分がついている時に行方を見失ってしまいました。
いつも通りに近いルートで街の中を歩かれているものと思い、ウロウロ探していましやが、姿が見えず・・・
そこで早速携帯で検索してみました。
画像は帰りついた後のものですが、その時点で検索をかけると赤い矢印で地図上に表示されます。
それを確認すると、いつもとは異なる方向で表示されました。
「これは行方不明になる可能性が高い!」
という事でそちらの方へ行くと・・・
200か300メートル先を突き進まれているのが見えました。
あとは距離をつめて、行動を見守りながら分析をしながらついていくだけです。
途中で疲れから足取りが悪くなり、転倒の危険性が高まってきたので、横に寄り添い、支えながら施設へ戻ってきました。
現在地がすぐ分かるって素敵ですね。
心置きなく、外出をして頂きたいと思います。
スタッフも必死に走り回りますので(笑)
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
2015年09月21日 Category:スタッフ日誌