「迷い」につけこむ(前)
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クラブ滝子では、家族・ご本人の状況、環境に応じて、病院受診の付き添いをさせて頂く事があります。
昨日も、自宅に「訪問」というサービスの延長線で受診付き添いをさせて頂きました。
もともと予定していた受診だったのですが、当日の明け方前に自宅で転倒され、頭部を切ってしまわれたので、その傷も合わせてみて頂くことにしました。
その病院にて、頭部の怪我の処置も合わせて行ったのですが・・・
結果は額を4針縫うことになりました。
この方、認知症という状態にある方なのですが、痛みを伴う処置だったので、混乱と苛立ちからか、1人で病院を出て歩かれ始めました。
最初はせめて自宅まで・・と思い、付き添いあれこれアプローチしたのですが、興奮状態のままで、かえって火に油を注ぐ形になってしまいました。
「家に帰りましょうよ」
「送っていきますよ」
「こっちの方ですよ」
何をお伝えしても、怒られるばかりです。
感情的になられている時は、職員側の思惑やペースにもっていくのは難しいものです。
さぁて、皆さんだったらこの後どうされますか?
どんな作戦をたて、アプローチするといいのでしょうか?
といって11日18時Up予定の後編に続きます・・笑
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
追いかける自分の膝が調子悪く、ダッシュや走り続けることができませんでした・・
介護職は、自分のコンディションを整えておかないとダメですね。
とほほ・・
2016年01月09日 Category:スタッフ日誌