「非」日常日記

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6月7日、一部のグループホームの入居者様が潮干狩りに行かれた。

5月に続き今回の第二弾も、知多半島は河和近辺です。

施設から潮干狩り会場まで交通機関(市バス、名鉄電車)を乗り継ぐ行程です。

バスや電車などの交通機関を利用してのお出かけはあまり見かけないのですが、

「滝子通一丁目」としては、この「途中の行程」を大切にしたいと思っています。

交通機関を使って、「見て・聞いて・考えて・動いて」ご自身の力を使って行く。

施設から車で出発→目的地到着では、途中の行程がほとんど無くなってしまいます。

そこには連れて行くスタッフと、連れてかれるご利用者の姿が出来上がってしまいやすいですしね。

「自分の行きたい所に自分の力を使って行く」

これは私達も同様、人として当たり前の行為であり、認知症になってもその姿を取り戻すことができるように支援することが大切だと考えています。

 

日々繰り返される日常生活の中で、時々このようなイベントごとがどこでも行われていますが、

このような「非」日常生活行為は、個々のご利用者の心と体の動きを把握したり発見したり、人間関係を作り出したりできる大切な時間になることを踏まえながら、楽しみたいものです。

 

「海の景色」より「昼ご飯」の方がウケがいいようで(笑)

 

 

しゃがめなくても椅子を使って・・

 

 

 海での一服は格別です☆

 

Published by  井

2012年06月11日 Category:スタッフ日誌