あれから3年
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あれから3年。
復興が進まない現地。
私達の意識・行動は何か変化があったのだろうか?
(今年2月15日 福島県の仮設住宅・仮設グループホーム訪問時の様子)
福島県では震災による直接死よりも関連死が上回ったとの報道も。
高齢者を中心に、環境の変化による体調悪化と帰還の見通しが立たないストレスが影響しているとか。
まだまだ震災は終わっていない。
いや、ずっと終わらないのかもしれない。
被災地訪問の時に、仮設グループホームのスタッフさんはこう言った。
「自分が生きているうちはもう帰れないだろう・・」
私達に何ができるのだろうか。
何をすべきだろうか。
他人事ではなく、自分の身の回りのこととして捉えていかなければならないのではないでしょうか。
(平成26年3月10日現在)
死者 15884人
行方不明 2633人
災害関連死 2916人
(震災後の肉体・精神的疲労が原因で亡くなったり自殺に追い込まれた方)
14時46分には利用者・入居者・スタッフで黙祷を捧げさせて頂きました。
涙を流される方もいらっしゃりました。
そして、避難誘導訓練を実施。
学ぶこと。
備えること。
活かすこと。
忘れないこと。
追悼の意を捧げさせて頂きます。
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
2014年03月11日 Category:スタッフ日誌