お互い様!?

Published by i

皆様、お盆はいかが過ごされましたでしょうか。

今年はコロナウイルスの関係でいつもと違うお盆、夏を、

お過ごしの方も多いのではないでしょうか?

 

自分はあちこち墓参りや迎え火、送り火、親戚の集まり等

猛暑の中、バタバタ過ごしていました。

 

そんな昨日の夜21時頃の出来事なのですが、

外から自宅へ戻っている途中、連れ合いが車を停めて言いました。

「あのおばあさん、ちょっとおかしいよね!?」

見ると、道路の真ん中でふらふらしている方がみえました。

 

職業柄、ここは積極的にアプローチをするところですね。

「おばあさん、大丈夫?」

IMG_8434

(実際のその場の写真です)

 

「大丈夫じゃないの」

「スーパーに行こうと思ったらわからなくなって・・」

 

夜とはいえ30度ある暑い夜なので、

汗を結構かいていますし、ふらふら。

腕にあざがあったり、地面に手をついた跡もありました。

転倒、事故、迷子、熱中症・・・

 

ほっとけませんので、まずは自宅へ送れないか

住所を聞いてみます。

「えっと・・・忘れちゃった」

 

「そうですか。まぁ皆歳をとると

同じようなものですからね。大丈夫ですよ」

 

「あら、そう言ってもらえてほっとした」

 

そんなやり取りをしながら、まずは車に乗って頂き、

少しクーリング。休憩。雑談。

 

落ち着いて、ゆっくり住所を聞いてみると、

住所の情報の断片がちらほら出てきたので、

その中でこれはと思う番地を検索し、

その家に移動すると、

「家はここです」

とりあえず、送り届ける事ができました。

 

またすぐに外にでてしまう可能性もありましたし、

家の中で過ごせるのか、玄関前で様子をしばらく様子をみました。

 

家の中でもあちゃこちゃ歩いて、なんとか電気をつけて、

部屋に入られたものの、ご主人?から罵声と何かを

投げつけられる音がしましたので、なかなか去ることができません。

 

土曜の夜。

老夫婦の家のフォローをしてくれる人はなかなか、

いないのが現状です。

 

地区の区長、民生委員は誰だか検索して分かったのですが、

連絡先が分らず。

担当の地域包括は営業時間外。

 

いろいろ考えながら、状況を確認しながら、

その後特に変動はなかったので、朝になったら、

担当の地域包括に情報提供する事にしてその場を去りました。

 

とりあえず、家に入ればクーラーもきいていましたし、

ある程度のものは飲み食いできるのは容易に想像できましたので。

で、翌朝、地域包括に連絡をフォローをお願いできました。

 

自分の身の周りでも、こんな事はいくらでも起きる

時代ですからね。

認知症介護プロとしては、社会、地域の一員として、

このくらいの事はしっかりやっていきたいですね。

 

 

と、ここまではまぁまぁ美談。

その翌日の今日の猛暑のさなか、

グループホームの入居者が外へ出て、

行方が分からなくなりました。

 

公園で遊んでいた親子に聞いてみると、

「さっき向こうの方で見た気がするな」

そっちの方へ行くと、日陰で休んでいました。

10分程度の事とはいえ、その親子に助けて

もらえました。

IMG_8433

 

はい。これで昨日の動きは帳消し!

いや、介護職、介護施設としてはマイナスか!!

とほほ・・・

 

これから益々、社会、地域で支え合う意識、

が広がるといいですね。

 

 

滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治

 

 

 

 

 

 

2020年08月16日 Category:スタッフ日誌