どう捉えるか
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部屋でごそごそされていた方が、なにやら箱の中に収納されていたので、後で見させて頂いたところ・・
尿がついたズボンとスリッパが入っていました。
コミュニケーションを図るのが少し難しい状態で方ですが、羞恥心はしっかり持ってみえます。
体のセンサー、判断・思考力、環境把握能力等々を駆使し、なんとか自分で処理をされようとされていたのでしょう。
人としてとても大切な感覚であり、その気持ち・行動を汲み取った対応が問われるのが私達の仕事です。
「また、失敗して・・」
「こんなところに隠して・・」
ではなく
「出ないよりかは出てよかった」
「尿から体の状態を把握する情報が察知できる」
「しっかり羞恥心が残ってみえる」
「自分でちゃんと処理され素晴らしい」
と思えるといいですね。
捉え方一つで、その後のその方への対応が変わってしまうものです。
そしてできればなるべく失敗を回避できるように関わりたいものですね。
それが専門職としての視点と動きなのだと思うのです。
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
色々な事が分からなくても。。。
話なんてできなくても。。。
人としての素敵な姿・瞬間はいくらでもありますよね☆
2015年04月14日 Category:スタッフ日誌