ひと手間

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時々登場する滝子の風景

天気がいいと、布団がたくさん干されています。

気持ちよさげですね~♪

 

でも時々気になっていることがあります。

それは布団を干すベランダの淵の汚れです。

 

数日前も布団を干す時に見てみると・・

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見にくいでしょうか?

けっこう汚れているのです。

 

この淵の汚れを

拭いてから布団を干す派ですか?

このまま布団を干す派ですか?

 

実際にはどちらでも、布団自体にそう差はないのかもしれません。

しかし忙しい現場の中において、そのひと手間をかけれるかどうかは、

この仕事において意外と大きな要素をもっているような気がするのです。

それは「気づき」があるか?配慮ができるか?といったような感じに近いのかもしれません。

 

ちなみに自分の自宅の布団を干している時はどうされているのでしょうか?

自分の布団もそのまま干しても気にならないのであれば、施設でも気にならないのかもしれませんね。

しかし、自宅では拭いてから干しているのに、施設では拭かないとなると、その差はいったい何なのかという事です。

 それはつきつめていかないといけないのかもしれません。

「差別」「区別」をする自分はいないか? といったところです。

 

自分が使う布団じゃないからこそ、配慮はしっかりしたいものです。

そんな生活センスを磨くのも、生活支援職員の大切な仕事だと思っています。

 

施設のベランダの淵の汚れをチェックすると、配慮できる職員がいるかどうかが確認できるのかもしれませんね。

 

滝子通一丁目福祉施設  施設長 井 真治

 

 

 

 

 

 

 

2016年06月21日 Category:スタッフ日誌