ふつうの暮らし

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写真ではお分かりにくいですが、時計の時間は午前6時ちょっと過ぎ。

既に朝食中の宿泊者の方がみえます。

 

全体的に、朝は7時過ぎくらいから朝食開始になっていますが、

時々、早朝、夜遅く、時には夜中だって、何か食べる機会があったりします。

 

職員側でそのような設定をしている訳ではありません。

1日24時間のサイクルをあの手この手で組み立て、一般的な時間帯での生活リズムを作る努力はしていますが、

常にこちら側の都合や意図通りにいかないのが、人が生きるという事ですよね。

もちろん私達の支援不足、段取り不足で、昼夜逆転気味になったりする事もあるので、

なんでもかんでも、「本人のペースでいいよ」という訳ではありません。

 

しかし、時には「ここだ!」という、本人側のタイミングに合わせて、

「必要な事を必要な時に」

セッティングできる臨機応変さが必要だったりするのだと思います。

 

特に生きる上で大切な「食事」や「水分」に関する事は、

24時間の中で、必要水分量や栄養、カロリーがとれる事が大切という視点も、どこかで必要なのだと思います。

結果、通常の食事時間以外でも、本人の気持ちや動きがある時は、すかさずアプローチする。

それを実現させるための、臨機応変な動き。

そんな事も生活支援で大切にしていきたいと思っています。

 

もちろん、作った食事の取り置きの制限時間があったりするので、

あまりにもタイミングがずれている場合は、ゼロからのセッティングをしないといけませんが。。。汗

 

まぁ、僕等自身が、通常は一定の時間にご飯を食べているとは思いますが、

時々、間食だったり、夜食だったり、ぬいたり、時間をずらしたりする事があるように、

利用者、入居者さんだって時にはそんな時もあるよね。

 

それがふつうの暮らしなのではないかということ。

そんな視点を大切にしていきたいと思います☆

 

滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治

 

 

2018年01月11日 Category:スタッフ日誌