スピーチロック

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忙しい日常の業務に流されて、入居者様に対し「座ってて」「待って」「だめ」・・・等、当たり前のように、スピーチロック(言葉の拘束)が使われている・・・

スピーチロック「ゼロ」を目指していきたいと思っています。

 

ある方の実習計画書にこのような取り組み目標が書かれていました。

 

我が滝子はどうなのだろうか・・・

「ゼロ」とは言いがたい現状があります。

 

「スピーチロック」は厳密に言うと「虐待」です。

自分の力では自分を守れなくなっている方々が目の前にいらっしゃります。

その方々の「人権」「尊厳」を守るために私たちが仕事をしている訳ですし、目の前の方々から給料を頂き、私たちが生活をしているということを忘れてはいけないのだと思います。

 

ただ、職員も「人」ですので、ストレスがたまるとついつい言葉がきつくなるのも分からなくはありません。

ですので、職員のストレスマネジメントも大切にしなくてはなりません。

「話し合い」「方向性を共有」「大変さの共有」「ストレス発散」などのアプローチをしながら自分達を律していきたいものです。

 

滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治

入居者に棚の掃除をさせているのではありません。

無理やりさせるのでは「虐待」ですから。

皆さん、おいて置くだけで(仕掛け)自ら進んでやられているので、これは「主体性」です☆

 

2014年07月16日 Category:スタッフ日誌