「さすが」
巨大なホームセンターで、探し物がなかなか発見できない事があります。
先日も困ったあげく、店員に聞きました。
すると・・
「30番の奥の列においてございます」
この道のプロだなぁ~と感心しました。
陳列物の把握以外にも色々な作業ができたり、技術をお持ちだと思いますが、
なんにせよ、困っている相手に(今回は自分)「へぇ~」「さすが~」と思わせる事ができるのもプロですよね。
私たちの「プロ」さは、いったいどこで発揮されるべきでしょうか。
おむつ交換がすばやくできる事?
入浴介助がスムーズにできる事?
食事介助が何人も同時にできる事?
もちろん介護技術もプロの一部です。
でも、困っている家族や、不安に思っている地域住民に
「へぇ~」「さすが~」
と思って頂ける、「関わり方」や「応援の方法」は、
介護技術以上に自分の「介護倫理観」や「思い」「モチベーション」「センス」「努力」が必要なのでは?と思ったりします。
周りの方々に「さすが~」と思って頂ける場面をどう作り出せるか・・
それは障害や認知症があっても、「人として生きる姿」を応援できている場面だと思うのです。
そうなると、本人も家族も国民も、お金を払う意味がでてきます。
そのために、そのお金を給料としてもらう「プロ」としての立ち振る舞いや技を磨く必があるのだと思います。
「どうしたらできるようになる?」
「どうしたら、同じ失敗をしないか?」
「どうしたら・・」
と、向上できるように「自問自答」しながら、「人が生きる」を応援できるプロであり続けたいですね。
滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治
プロ意識を持ち続けられるように、仕事の中での達成感や仕事の楽しさが必要だと思います。
ささいな事ですが例えば・・
普段食後の歯磨き後に、うがいをしても飲み込む方が、「ぐちゅぐちゅ ぺっ」できて「やった!」とか・・
歩けるし、いつも歩いている利用者が、車いすに慣れてしまい、「なんでやねん!」「歩いて下さいよ!」と笑える事があったり・・
色々プラスのエネルギーを維持できたり、作り出したりできる視点もプロには必要だと思ってたりしています。
余談ですが、ブログ更新に使用しているパソコンが故障してしまい、修理に出ます。
しばし、2日に1回のブログ更新がままならない時があると思います。
心配?しないで、気長にアクセス、お付き合い頂ければ幸いです。
次の更新は、22日(日)夕方の予定です。
よろしくお願い致します。