プロフェッショナル

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波の女にはサポーターが何人かいます。

その1人は、歯科博士、言語聴覚士、日本心理学会認定心理士である牧野日和さんです。

先日滝子の利用者さんや入居者さんの、食形態や介助等のレクチャーをしに来て頂けました。

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牧野さんはこの分野の第一人者の1人で、素晴らしいスキルを持ったプロフェッショナルです。

全国を股にかけ、活動されています。

 

職員にその時の感想を聞いてみました。

 

「わずかな情報のもと、わずかな時間本人を見ただけで多くの事がわかり、すごいと思いました。

豊かな知識と経験のなせる業だと思います。(クラブ滝子和田)

 

「咀嚼や嚥下については、食べている本人の状態だけを見て判断するのではなく、

他の身体機能、心理、今までかかった病気等も大きく関わっていることを改めて教えて頂けました(GH 後藤)」

 

「入居者一人ひとりのバックグランド(既往歴、現病歴)から、障害形態別に、どのような病気を持っており、

その病気から読み取れる本人の状態を把握し、身体の状況、体重や身長からBMIや、歩行や筋力の状態を把握し、

大まかな評価の見方を読み取られていた。

嚥下に対して私達は口の中や喉の状況しか見ない傾向があるが、口腔内だけではなく、

全身の状況や病状などから、水分にトロミが本当に必要であるかどうかも瞬時に評価され、

食事の形態アップが出来るかどうかもその時点で把握されていた。

私達、介護職は、本人の状態や状況を探ることや、生活の動きなど支援をする事はできるが、

障がいや病気などから、どんな事がおこるかということを読み取る力が足りません。

支援を行う上で、やはり私達介護職も苦手な障害形態別に把握できるようにして行かなければならないと思いました。(GH岡田)

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さすが、プロフェッショナル

さすが、専門職

 

「人」を支える、暮らしを豊かにするという事は、様々な専門職ともつながっていく事が大切ですよね。

牧野さん、ありがとうございました☆

 

滝子通一丁目福祉施設 施設長 井 真治

 

 

2017年02月25日 Category:スタッフ日誌